第36話 動き出す ページ46
私は炭治郎を抱き締め、お礼をいう。
「ありがとう、炭治郎。頑張ろうね」
「おいこら権八郎! Aから離れやがれ!」
すぐに伊之助に引き剥がされたが
▽▽
IN荻本屋
「遅いぜ! もう日が暮れるのに来やしねぇぜ惣一郎の馬鹿野郎が!
俺は動き出す、猪突猛進をこの胸に!来い、Aッ!」
「ひぇぇ……」
「だー!!」
こっちは疲れてるんだもう少し休ませてくれ。
そう言う間もなく私毎天井裏にぶっ刺さる。
頭が痛い……あ、鼠ちゃん達ありがとう。
刀を受け取ると私達はすぐに降りて着物を脱いだ。
「行くぜ! 鬼退治! 猪突猛進」
「待っててね皆、今助けるよ……!」
▽▽
伊之助が鬼の巣へと繋がる穴を見つけた。
だが穴が小さくて、頭しか入らない。
それが分かると伊之助はゴキゴキと関節を鳴らし、外していった。
いや白石○竹かよ……怖っ
私は小さいから何とか入った。
胸がつっかかるし狭苦しくて嫌な気分。
▽▽
穴から出たら、底には大きな空洞。たくさんの人柄の帯が吊るされていた。
いや、柄じゃないな。これは閉じ込められれた人達だ……!
鼻提灯を出した善逸もいる、まだ死んでない……よね。よかったぁ……
安心したのも束の間、蚯蚓みたいにぐねぐねした帯が喋ってる。
福笑いみたいに顔まで付いてやがる贅沢な!
▽▽
伊之助と共に帯を切り出していく。
ギリギリで女の人達を避けて。
なんとか頚を切ろうとしたが、柔らかすぎて斬れない!
(小さすぎて読めなァい!)
この帯の柔らかさと、私の刀は相性が悪過ぎる。
スピードを付けて刀を伸ばさなくちゃいけない。
鬼に言われて気づく、そうだ、取り出した人を守らなくちゃ。
大事な事を忘れてた、ああクソッ
ダメかも、と思った瞬間
女の人達を襲う帯に沢山の苦無が刺さる。
「私達も加勢するから頑張りな!猪頭と可愛いお嬢ちゃん!」
2人の女の人が現れた。
かっこよ……!!
「宇髄の妻です! あたしあんま戦えないですから期待しないでくださいね!」
黒髪の人が答えてくれた。
助かりますっ
何か、師範に助けられた頃を思い出すなぁ
もう1人の人に怒られてたけど……
宇髄さんのお嫁さん美人だし強いしすごい!
私も頑張らなくっちゃ……
でも、幾ら切っても切っても襲い掛かる帯に、足を捕られふらついた時だった。
「きゃっ……善逸!?」
即座に現れた善逸が帯を切り落とし、腰を支え立たしてくれた
「Aちゃんは俺が守る――」
そう耳元で呟き、霹靂一閃を食らわせる善逸。
かっこよ……(本日2回目)
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう(プロフ) - すきです!!?!!、!!!!!! (2020年3月25日 16時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - ゆうさん» 駄作ですが嬉しいです(*^^*) おかげで更新頑張れます! (2020年3月23日 17時) (レス) id: dd92ad6562 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - このお話好きすぎてやばいです!!きゅんきゅんします!!! (2020年3月23日 16時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - ゆうさん» わぁぁぁありがとうございます(泣)コメント嬉し過ぎてにやけ止まりませんほんと、素敵なコメントありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いいたします(*^^*) (2020年3月23日 0時) (レス) id: dd92ad6562 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - どきどきします>_<すてきです!! (2020年3月23日 0時) (レス) id: 9e2e290c18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MIKA | 作成日時:2020年3月21日 2時