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着物 ページ9

Aside




私「綺麗な着物ですね。」

尾崎「プロポーズ成功の祝いじゃ。中也には綺麗に着飾った花嫁をプレゼントしようとのう。」

あ、着物をプレゼントしてもらえるわけではないんだ……

尾崎「しかし今は夏じゃしのう……」


と独り言を呟きながら、軽い素材のものを組み合わせていく。


しかしそれもかなり暑かった。


尾崎「暑いなら単と上に一枚衣でもよいのじゃが、そなたにはまだ早いのじゃ。」


私「え……」


単一枚って最初の状態か……確かに、肌の色がわかるくらい薄い。


すると尾崎幹部は携帯電話を取り出した。



尾崎「中也。私じゃ、そなたの可愛い花嫁は預かってるでのう。まあ私の執務室まで来ることじゃ。」


と、パタンと音を立てて携帯を閉じた。


尾崎「そなたがおらんせいで仕事がはかどらんとむしゃくしゃしておったわ。」


ほほほ、と尾崎幹部は笑う。


少し恥ずかしくなってか、着物のせいか、体温が高くなっていく。



はっと尾崎幹部のいたところを見ると、そこにはいらっしゃらない、え、居ない!?



中原「Aっ!」


びっくりしてきゃっと声が出る。



すると中原幹部は私を見て固まったままだ。



すると突然近づいてくる。



中原「…………えろい」

私「はいっ!?」


中原「いや、なんか顔は赤ぇしうなじ見えてるし雰囲気が色っぽいんだよ。」

私「そ、そんな語られましても……。」



手首を捕まれて驚く私を他所に、中原幹部は私に口づけた。


私「っ!……ん……ぅ……んぅ……ゃ……」



ぱっと離れて中原幹部は


中原「最高だぜ。」


とニヤリと笑って口についた口紅を拭った。




いつも通りのようだけど、ここは尾崎幹部の執務室で、そして私たちの職場のあるビルだ。


しかも勤務時間中。



私「……馬鹿。」



と中原幹部を見るとちゅ、と音を立てて口付けられたと思えば私の耳に中也さんの口が近づく。








中原「帰ったら……なあ?




覚悟しておけよ?」







ーーーーーーーー

鶴媛様、リクエストありがとうございます!
もうひとつも頑張って書きます!




あ、リクエストの際激甘とかほのぼのとか細かくご意見あるかたは伝えて貰えると嬉しいです!!

うさ耳→←サプライズ



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紅月ミレー - ドS中也様とヤンデレ太宰治様滅茶苦茶最高でした(〃・ω・〃) ヤンデレ中也様も滅茶苦茶最高です(〃ω〃) (2022年2月28日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 月宮 柚妃さん» ありがとうございます!!(*´∀`*)これからもよろしくお願いします!!! (2018年12月16日 17時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 柚妃(プロフ) - 応えていただき、ありがとうございました(*^^*)あー好きです★これからも応援してます!! (2018年12月16日 13時) (レス) id: 92eed36e83 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 柚妃(プロフ) - コバやんさん» よろしくお願いします(*´∀`) (2018年11月27日 17時) (レス) id: 92eed36e83 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 月宮 柚妃さん» 初リクエストありがとうございます!!(*´∀`*) 太宰さんは夢主が苦手という設定ですので立原君でいこうとおもいます! (2018年11月27日 17時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コバやん | 作成日時:2018年8月30日 6時

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