キメツ学園に転校したら溺愛されました。

転校20日目 ページ21

貴女side




はい、来ました。数学の…補習の時間です…。



実はね、今日の5、6時間目が数学だったんだけど…




不死川「テメェの一次関数のできなさが異常だから


放課後補習させてんだ！わかったら早くとけェ！」



『はいぃ！』




はい、わかっていただけたと思います…。



私、実は



『一次関数が苦手すぎて数学嫌いになった！！！』



不死川「あ"ァ？！」




うぅ、怖い…



でも、これ本当のことだ！！(ついでに駄作者もムリ)




ていうか、もう30分もたってるのに、全然進まない…




『なんでこの問題y=6x+18になるんですか？！』



私がシャーペンをダンッ！と机に叩きつけるように


おくと、不死川先生はハァァァとため息をついた。



『あぁ！もう！全然わかんないぃぃ！！！』



不死川「わぁったから、一旦座れェ！順を追って説明


してやるからよ」



先生は一つ一つ、丁寧に教えてくれた。



おかげで、わからなかった問題もサラッと解けるよう


になった。




そうそう、教えてもらって気づいたんだけど…



先生、結構優しいんだなぁ…




なんて呑気に考えてたら、先生がこっちを向いた。



不死川「おい、どこ見てる。あと5問解いたら帰って


いいから、集中しろォ」




はい！と元気に返事をして、問題に取り掛かる。





15分後




不死川「…全問正解だァ。」



『やった！！』




一次関数がちょっとできるようになったねっ！



『先生っ！ありがとございましたっ！！』



私が満面の笑みでお礼を言うと、先生も笑ってくれた。



結構、、、カッコいいな、なんて…




不死川「またわかんなくなったら聞けよォ〜。じゃ、



気をつけて帰りな」



最後に頭をポンポンと撫でて、先生は立ち上がった。



慌てて私も立ち上がり、先生に向かって手を振った。



『先生！また明日、教えてくださいね！さよなら！』




不死川「おい、教えてもらう前提かよ！まァ、いい



ぞ。また明日、元気に来いよォ〜」




ちょっと突っ込まれた！



でもこれで、明日の約束したもんね！！



また放課後に教えてもらえるのかな…？



『ふふっ』



今から楽しみになっちゃうッ！

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