転校10日目 ページ10
『…ん?』
目が覚めると、知らない場所にいた。
目の前には、
白い毛布に…
ジャージを着た、黒髪長髪の先生…ん?
『おおおおはようございます?!』
私は飛び起きた。
その先生は、私を見てちょっと驚いていた。
そりゃそうだよね!
いきなりこんな風に飛び起きるんだもんね!!←
私がおろおろしていると、その先生は私を見て言った。
?「大丈夫か。宇髄の話だと、急に倒れたそうだが…
起きて平気か?」
なんか…見た目によらず優しい?←
とりま返事ぃぃぃぃぃ!!
『は、はいっ!大丈夫です!ちょっと宇髄先生にやら
れただけです!』
私がそう言うと、先生は顔をしかめた。
何かあったのだろうか?
あ、名前知らん!!
『あの!先生は何て言うお名前なんですか!』
私がそう聞くと、先生はまた驚かれた。
え?何々?私クルクルパーな質問した?
冨岡「ああ、名乗っていなかったか。俺は冨岡義勇。
お前とは一度会っているんだが、覚えていないか?」
え?
待て待て。私はイケメンの顔を忘れたことないよ?
こんなイケメン中のイケメンなら覚えてますよ?
何言ってんねん。なめとんのかコラ←
冨岡「←まで声が出ていたぞ。」
『マジでっか!さーせんした!』
oh、私ちょぉっと頭打ったかも☆
色々グダグタ考えていると、窓辺に置いてあった花瓶
にさしてある花に、蝶がとまった。
私は小さい頃から蝶が好きだった。
そう考えた瞬間、脳に稲妻のようなものが走った。
『あぐっ?!』
冨岡「大丈夫か!」
先生が焦っている。
大丈夫と言わなければ…。
笑って、返事をしなければ…。
でも、頭が痛い。
痺れる。
割れそうな痛み。
ガンガンと鳴る脳内。
『が、あ?!ちょ、う、なん、で…ッ!誰か…!』
すると、全身に温もりを感じた。
先生が抱きしめてくれていた。
私の頭を、先生の腕の中に収めるようにして。
冨岡「大丈夫だ、大丈夫だ…。Aが泣く理由など
ここにはない。大丈夫だ。」
『せん、せい…!』
次第に、私の頭の痛みは引いていった。
下校時間も過ぎていたので、私は先生に送ってもらった。
家に着いて、先生にありがとうございますとお礼を
言うと、先生は笑った。
…なんとなく、見たことがある笑顔だった気がする…
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楓(プロフ) - 壁|*´・ω・)お久しぶりです....!!!! (2020年4月3日 0時) (レス) id: f4b1898081 (このIDを非表示/違反報告)
わんこの神。(プロフ) - 絵理奈さん» やっぱいたほうがいいですよね〜…ネタも尽きてきたので、そろそろだそうかな… (2020年1月20日 16時) (レス) id: b318fb9991 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 悪女ぶりっことか出さないのですか?逆ハーの定番は悪女も現れて、一回信用無くすってあるけど (2020年1月19日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
わんこの神。(プロフ) - ?チョコミントさん» OKです!じゃあ、炭治郎との書きますね!(*^▽^*) (2020年1月16日 17時) (レス) id: b318fb9991 (このIDを非表示/違反報告)
?チョコミント(プロフ) - 炭治郎とのお話を希望します! (2020年1月14日 19時) (レス) id: 3d86cb38de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんこの神。 | 作成日時:2019年10月1日 21時