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見知らぬ街 ページ3
魅影「···うっ···」
痛い···一体、何が···？
ﾑｸｯ···
魅影「···ここは···？」
知らない街···
あの矢に射たれて死んだんじゃ···？
いや···傷跡がない···
何かしらの転移術か···
魅影「···兎に角、ここでやれる仕事を探そう」
俺の知らない場所···
だから、生きていく手だてを探さなくては···
魅影「···？」
あの建物···地下に無数の人の気配···
10···20···いや···もっと居る···
魅影「···入ってみよう···」
ｶﾞﾗﾗｯ···
「いらっしゃい」
魅影「···」
この店···合言葉を言えば下に行ける···
メニューにこの店には似合わない品がある
あれが答えだ···
魅影「···ステーキ定食を···」
「ステーキ定食ね···焼き方は？」
これも同じだ
答えがあるとすれば···
短くてはダメ···
魅影「弱火で飽きるまで···」
「あいよ〜！
奥の席へ」
やはりそうだったか···
この部屋が···下に行く為のカラクリだ
ｶﾞﾀﾝｯ···！
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ···!!
動いたか···
ｽﾞｽﾞｯ···
俺の影が蠢き耳打ちをしてきた
魅影「···大丈夫だ···
上手くやれる
心配する事はない」
そう答えると···影が元に戻る
ｶﾞﾀﾝｯ···
着いたか···
ここでは···どんな仕事がやれる？
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