組織のお気に入りの彼はFBIの赤井秀一が宿敵なFBIの極秘捜査官は男装、変装女子だった【名探偵コナン/赤井秀一】

あれから ページ17

あの日から数カ月。僕はぱったりとFBIへの情報提供をやめた。今は何もないので家でゴロゴロしてる








『…………』







−−ほら！A！今日はこれやるぞ！






−−そんなことしたら零が怒っちゃうよ。





−−怒られちまったら怒られちまった時さ！！






……君が教えてくれた楽しみ方なんだ。それを真似して生きていきたい。







『眠いなぁ……』






……よし、買い物行こう。今日は素で。







『そういえば、赤井はキールに消されたんだっけ』







それを知ったのはつい最近
−−−−−−
降谷 零A

Aん?なに?

降谷 零赤井がキールによって消された

A………は?

降谷 零赤井はこの世にはもういない

A……そう。ありがと。
−−−−−−−−−
それなら別に素顔を見られたわけじゃないからバレないし、いっか。





『じゃあ、今日も行ってくるよ。』





そう言って鍵と財布を持っていつもの服装で家を出る。出るとき





＜嗚呼、行って来い。事故には気をつけるんだぞ＞





と、懐かしい声を聞いたのはきっと、気のせいなのだろう。

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