保健室の吸血鬼 (ページ9)

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8話ページ9

シルク「へー！マサイに幼馴染いたんだなー」

僕を見つめながらそう言うセンパイ。正直めんどくさい。午後の授業すっぽかそ

『僕、行くとこあるんで…』

ベッドから降りていうと

シルク「どこ？」

ついてくる気満々なのか、そう聞いてくる。僕はマサイに視線を送る。するとマサイは察知したかのように

マサイ「おーい、そろそろ授業だっての」

笑いながら、声をかけていた

シルク「次体育だからいいんだっての、どこ？」

…あ、僕が動かすな、って言ったんだった

『…はぁ、付いてきますカ』

若干のカタコトで言うと、なんで片言、と笑いながらセンパイはいった

マサイ「…俺は授業戻るからなー」

といい、マサイはいってしまった

『…さて、いきますか…』

僕も保健室から出て、廊下を歩き出した。

シルク「なぁなぁ、何個か質問いい？」

『お答えできる範囲なら』

ゆっくりと歩く隣をセンパイもペースを合わせて歩く

シルク「じゃあまず身長は？」

『…163』

まじか！俺と同じじゃん！というセンパイ。いや、目線同じなんだから気が付きましょうよ…

シルク「つぎ、なんで保健室にいたんだ？」

『クラスが嫌なだけ』

人間の裏は闇深い。そんな集まりの場所へ行きたくはない

シルク「ふーん、じゃあ、最後に」

というと僕の前に回って立ち止まる。それにつられて僕も立ち止まった。すると、真剣な顔で僕を見て、こういった

シルク「＿＿一体さ、何を隠してんの？」