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僕たちが出会ったのは寒い冬の日だった。
あの日僕は仕事が早めに終わるので友達と合う約束をしていた。
スーツから私服に着替えるため一旦会社から家へ帰りそれから
友達の元へ向かった。
普段と変わらない道。普段と変わらない光景
あの日も普段と変わらない日常だった。
YT「よっ」
約束の時間通りに行くと既に待ち合わせ場所には友達がいた
TY「ごめん遅れた」
YT「別にそんな待ってないし全然ええで」
TY「じゃあ行こっか」
今から彼の家へ行く
悠太とは高校の時からの仲だ
きっかけは高校への進学。悠太とはクラスが3年間一緒だった
入学初日に話しかけて来てくれた悠太。とても嬉しかった記憶がある
彼の家で話をしながらご飯を食べて少しだけお酒も飲んだ
僕はもともと弱いから少ししか飲まなかったがそれでも
ほんの少しだけフワフワした気分になった
彼の家から帰るとき悠太は送ってくれると言っていたが理性も
ハッキリしているから大丈夫と断り、彼の家を出た。
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作者名：SV | 作成日時：2021年6月19日 21時
