後輩君に騙され注意警報。『ci』 ページ31
ci「クレープ屋さんが街に出来たから、一緒に行こう！ってそれはデートのお誘いですか？」
書類に手をつけている彼をお誘いすると、物凄く嬉しそうに振り向く彼。
あまりにキラキラした顔で見ているがデートのお誘いではない。と言うか一言もデートとは言ってませんから。
A『いや、可愛い後輩君なら奢ってくれるかなっておもったから。』
そう言うと彼は「ん？よく聞こえなかったです。」
と、わざとであるがふざけて言うので取り敢えず強制的についてきてもらう事とした。
.
A『仕事、放り出してきた様子だったけど…大丈夫だった？』
ci「ん？まぁ大丈夫ですよ！…後で頑張るんで！」
と、苦笑いする彼。
そんな彼を見て1人で行けば良いものを、彼を強制的に連れてきてしまい急に申し訳ない気持ちが強くなってきたのだが…
ci「…あ！せっかくのデートなので手とか繋いで良いんですか？」
と強烈な質問が来たので…
と言うかでーとでもないのでどちらにせよ拒否すると「えー…」とちょっと隣で文句を言う彼の姿があった。
.
.
ci「Aさん。一口食べます？」
クレープはすぐに買う事ができ食べ歩きをして帰っているのだが、隣を歩く彼がそう聞くのでお言葉に甘えて大きく一口頂くと…
「ちょ！めっちゃ食べてるじゃないですか！！」と言われたので…
A『ごめんごめん…お詫びに私の食べて良いよ。』
とクレープを差し出すと…
へ？とした顔でクレープを見つめる彼…
あれ、もしかしてイチゴが苦手だったのかも…？彼に様子を伺うと…
ci「か、かか、間接キスして良いんですか！？」
と純粋な気持ちで顔を真っ赤にしながら言われたので、やっぱヤダ。と没収しようかと思ったが…
A『…もしかして嫌だった？』
と、聞くと首をブンブンと大きく横に振り「食べます！食べます！！！」と言い興奮のあまりか気付いた頃には全部食べられてしまったので…
ci「わぁぁ…ごめんなさい〜…」
とヘナヘナになって謝る彼。
自分が『もう一度、買いにいこっか。』と言うと嬉しそうに笑顔を向けて手を掴む彼。
A『…………っ！！』
急に手を握られたので驚いたのだが、彼の表情を見る悪戯っぽく笑っていた。
ci「じゃあ、もう少しデートの時間は延長ですね！」
と言われ、来た道をまた戻り始めたのだが後輩君に見事にしてやられました。
最初で最後のお誘いを。『eml』part1→←その“空白”の『台詞』を探している『rbr』(リクエスト)
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みるくてぃー - 続編、おめでとうございます！更新、大変だと思いますが、頑張って下さい！応援してます! (2019年2月16日 1時) (
レス) id: 04fa715d74 (このIDを非表示/違反報告)
綺雨-kiu- - 続編おめでとうございます！！ これからも、のんびり、自分の調子で更新頑張ってください！影ながら応援させて頂きます♪ (2019年2月11日 23時) (レス) id: e5cf7f0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riyana | 作成日時：2019年2月11日 21時
