のんびりな時間を希望する。『tn』part1 (リクエスト) ページ13
？？『A……』
誰かが自分の名前を呼んでいる…
ゆっくり目を開けるとぼんやりとした暗い空間の視界が広がっていたが…それは一瞬にして撃ち破られた
勢いよく開かれるカーテンから差し込む明るい光と、被っていたはずの布団を剥ぎ取られたのであった。
tn『何時まで寝とるんや！早よ起きんかいッ！』
A『……！？』
寝起きには悪い心臓の飛び跳ねと共に、いきなりの大きな声に自分は飛び起きたのであった
しばらく状況が理解できていなかったが、隣を向くと少しムスッとしたトントンが座っていたのであった。
.
取り敢えず身支度が終わるまでトントンにはリビングにいてもらうこととした、時計を見ると時刻は11時…かなり寝ていたのが判明した
そう言えばなんでトントンが此処にいるのだろうと素朴な疑問も抱いたが…取り敢えず、身支度を終えたのでリビングを覗くと…
tn『………。』
机に顔を突っ伏しているトントンがいたのであった…
A『とっ…トントン？どうしたの？』
自分は突っ伏してしまったトントンの横に座りそう尋ねると…
tn『今日…俺の家で…その…』
もごもご何を言っているのかわからない状態だ…自分がどう接しようか迷っていると不意にギュッと手を掴まれた…
A『………？』
『……たやんけ…』ボソボソとそう聞こえ、後ろを振り返ると俯いていたトントンは顔を上げて…
tn『今日…お家デっ…デートするって…約束してたやんけ』
一瞬躊躇う動作をしたが、少し顔を赤くしながらそう言ったのであった
A『えっ……』
自分はその言葉を聞いて一気に血の気が引いたのであった…。
.
A『トントン…そのっ…ごめ…』
直ぐに謝ろうと思い口を開いたが、そのまま自分はいきなり掴まれていた手を引かれてトントンの方へと身体がよろけた…
不思議と痛みはなくて、トントンに無言で抱きしめられている状態…自分は動くこともできずにどんどん顔が熱くなる…
tn『家の鍵も開けっぱなしで…オマケに予定も忘れてるなんて…』
頭を撫でられながそう言われる…自分は無言になって何も言い返せない状態になる…
tn『ホンマに目が離せへんわ…！』
そう言われ、解放されるとトントンの顔は何時もの笑顔を向けてくしゃくしゃと頭を撫でたのであった…
next…→
夜櫻さんリクエストのtnさんとのんびりお家デート、続きは後日投稿いたします！
リクエストありがとうございました！
のんびりな時間を希望する。『tn』part2 (リクエスト)→←この言葉を届けたくて『gr』part3
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みるくてぃー - 続編、おめでとうございます！更新、大変だと思いますが、頑張って下さい！応援してます! (2019年2月16日 1時) (
レス) id: 04fa715d74 (このIDを非表示/違反報告)
綺雨-kiu- - 続編おめでとうございます！！ これからも、のんびり、自分の調子で更新頑張ってください！影ながら応援させて頂きます♪ (2019年2月11日 23時) (レス) id: e5cf7f0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riyana | 作成日時：2019年2月11日 21時
