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彼から、ラブレターを1通。 ページ2
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突然のことで驚かせてすみません。
いきなりなのですが僕、貴方の"ファン"なんです!!
少し緊張しているのですが…人生で初めて"ラブレター"を書きました
城下町で行う、僕のショーにいつも足や運んで下さるので、それがもう本当に本当に嬉しくて!
とは言うものの、お客さんは貴方しかいないのがいつもの事なのですが…
それでも僕の見せる、マジックや大道芸にいつも目を輝かせて見てくれて、大きな拍手をくれて…
最後に置いていく"チップ"も…その、僕から見たら本当にすごい金額ですし。
本当は貴方のお名前を聞きたいと思って、直ぐに貴方を追いかけても姿をいつも見失ってしまうので…
だから、"ラブレター"を書いて貴方に聞きたい事を先に書くようにしました!
確かに、僕は演者ですが、お客さんである貴方のすっかり"虜"になってしまいました!
なので、これは僕からのお手紙ではなく"ラブレター"です!
あっ、お返事は不要です!僕の自己満足なのでどうかお気になさらず。
また、来週も同じ時間に同じ場所でショーをしますので、良ければまたいらっしゃって下さい!
貴方を笑顔にさせる為に、沢山練習しますので!
では、お時間をありがとうございました!
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作者名：riyana | 作成日時：2024年3月7日 20時
