おっとり系男装少女は皆から愛されている《番外編吉原パロディ》 (ページ18)

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甘い香りの蝶ページ18

僕はエースに連れられてエースの部屋に来た

エース「また、お前に会えるなんてな♪」

悠雨「僕も···また会えるなんて思わなかった
サボにもまた会えるかな···」

あれから何年も経ってるからサボは覚えてくれてるかな···

エース「···サボもな
お前を探してたんだぜ？」

悠雨「サボが···？」

エース「あれから俺ら3人はずっと探してたんだ
ようやく見つけた時にはお前は···

こんなに綺麗になっちまってたんだな···」

エースは僕の顔をよく見る為に顎を持ち上げる

悠雨「そ、そうかな···///
あの頃よりは身なりも綺麗にしてるから···///」

エース「誰にも抱かれてねぇんだろ？」

悠雨「···え？」

エースは僕の耳元に囁き
手を着物の裾に伸ばした

悠雨「ま、待って···！」

エース「怖いのか？」

悠雨「こ、怖いとかの以前に···///
ぼ、僕は···///」

エース「俺はあの頃からお前が好きなんだ
その気持ちは今も変わらねぇ···」

悠雨「え、エース···」

エース「返事は今じゃなくてもいい
まだ再会して日も浅ぇし」

そう言ってエースは部屋を出ていった

僕は···
君の事は大事だよ

でも···僕は···

悠雨「どうすればいいの···？」

夜の帳がまた僕を手に入れようと近付いてる事を僕は知らない···