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階段を登って2階を歩いていると、
派手に転んで資料を急いで拾っている子がいた。
近づいてみると同じクラスのAさんだった。
井田「大丈夫か…？」
俺が声をかけると
『井田くん…』
あまりにも悲しそうな目で見てくるから拾うのを手伝った。
あっという間に全て拾えて、Aさんが眩しい笑顔で
『井田くん、ありがとう。助かった！」
と言われた。
井田「おう」
俺は咄嗟にAさんの頭に手を乗せていた。
『っ…！いっ、井田くんっ」
井田「あぁ…！すまん…、今のは忘れてくれ。」
『え…』
俺は恥ずかしくなり、その場から逃げようとした。
井田「じゃあな。気をつけて帰れよ」
『あ、うん』
めちゃくちゃ恥ずかしい。
俺は顔を真っ赤に染めて俯いた。
相多「あれ、井田じゃん！なに？顔真っ赤に染めて笑」
井田「見るな。」
相多「ふーん笑。さっき何してたの？」
井田「…さっきは、Aさんがペットボトルで転んでて、資料を拾うのを…手伝ってた」
相多「待ってそのペットボトルって…！
俺のかもーーーー！！！」
すごいスピードで廊下を走っていった。
青木「あ、井田。」
井田「青木。」
青木「あっくん見なかった？」
井田「さっき猛スピードでAさんのとこに行ったぞ。」
青木「そっか。ありがとな！」
井田「おう。」
今日は少し頭を冷やそう。
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肉まんﾀﾞｲｽｷ(プロフ) - シホさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！自分のモチベーションに繋がるのでとても嬉しいです😊これからも更新速度遅めですが…応援よろしくお願いします🙇🏻♀️ (2022年2月2日 17時) (
レス) id: 87e6ef28fa (このIDを非表示/違反報告)
シホ - 井田君の小説を探し求めていたので、とてもタイプな作品に出会えて幸せです^^応援しております！！ (2022年1月9日 1時) (レス) @page9 id: b016f3daf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肉まんﾀﾞｲｽｷ | 作成日時：2021年12月5日 16時
