. ページ23
橋下side
今日は待ちに待った日曜日…。
緊張するけど、頑張らなきゃ…
・
『美緒ちゃん頑張って！！絶対いけるよ！』
井田「がんばれ」
青木「でもあっくん鈍感なんだよなぁ」
橋下「うん…」
・
そんなことを考えていると、遠くから走ってくる男の子が。
相多「橋下さん！お待たせ！」
少し息を切らしながら言うもんだから、急いで来てくれたんだなって。
キュンとする。
相多「いこっか。」
そう言って手を差し伸べてくれる相多くん。
橋下「うんっ！」
中に入り、館内を周った。
イルカショー。
シャチショー。
…って、
ショーばっかじゃん！
まぁ、ショーだけじゃなくて、館内の動物たちも見たよ。
・
あっという間に時間が過ぎて、門限の時間に。
相多「橋下さん。これお揃いにしようよ」
そう言って相多くんが渡してきたのは、ペンギンのキーホルダー。
橋下「可愛い…」
相多「だよね！橋下さんに似てるって思ってさ」
その言葉に少しドキッとしてしまう私。
・
結局あのキーホルダーを買って、電車に揺られ帰ってきた私たち。
橋下「じゃあ、また明日。学校で…」
はぁ…まだ帰りたくないなぁ。
そう思いながら反対側に歩きだす私。
すると
相多「橋下さん！」
橋下「はいっ！？」
急に呼ばれて変な声が出てしまった。
相多「今日めっちゃ楽しかった！また明日！」
とびきりの笑顔でそう言った。
私は小さく手を振り、反対側に歩き出した。
誘って良かったなと思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
肉まんﾀﾞｲｽｷ(プロフ) - シホさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！自分のモチベーションに繋がるのでとても嬉しいです😊これからも更新速度遅めですが…応援よろしくお願いします🙇🏻♀️ (2022年2月2日 17時) (
レス) id: 87e6ef28fa (このIDを非表示/違反報告)
シホ - 井田君の小説を探し求めていたので、とてもタイプな作品に出会えて幸せです^^応援しております！！ (2022年1月9日 1時) (レス) @page9 id: b016f3daf3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：肉まんﾀﾞｲｽｷ | 作成日時：2021年12月5日 16時
