月の少女は非日常少女

第79話 ページ39

貴方side

ふぅ…あの後綱吉君のママンに
看病して頂き無事風邪は治りました
いや、本当に助かりました(*´-`*)

ただ、その後…熱出してたのにも関わらずスーパーに行って道でぶっ倒れた事が雲雀さんにバレてめちゃくちゃ怒られました(汗)


はぁ…次から冷蔵庫の中身は常に完璧にしておきましょう…( ´･ω･`)




で。今の話題はと言うと…



貴｢夏祭りのショバ代回収？｣

雲｢そ。正しく言うと活動費集め｣

……相変わらずはっちゃめっちゃですがそれが雲雀さんなので何も言いません…

雲｢それを君にもして貰うから。…頼んだよ｣

貴｢！ はい｣

頼まれました♪
こうなれば何がなんでも雲雀さんのご期待に添える様頑張りましょう！


とはいえ……



貴｢夏祭り…ですか…｣ﾎﾞｿｯ

雲｢…｣






〜夏祭り当日〜



そろそろ時間ですし行きますか…


『A様！！！！』


貴｢ひゃい！？！？！？｣


え？え？、今の声は！？！？


貴｢カリス様……！？｣

カ『御機嫌よう♪A様！ではなく、
せっかくの夏祭りだと言うのに制服で行くのですか？』

貴｢え……だって一応風紀委員会の仕事ですので、｣

カ『そんな事はどうでもいいです。はい！ということで着物に着替えましょう！』←

貴｢いやどういう事ですか！？！？｣←






いや、神様チート過ぎます。早着替えの域を超えてますよ？

瞬く間に気づけば私は薄水色と白を中心的に使われたアサガオが描かれた着物に、髪はいつの間にか一つに結われ、綺麗なガラス細工の髪飾りが着いている姿に着替えていた

カ『とてもお似合いですよ♪流石私です！』

貴｢カリス様それ言ったら全部台無しです｣←

ですがこの格好では雲雀さんに怒られるのでは(汗)

カ『大丈夫ですよ。私を信じてその格好で夏祭りに行ってみてください！それにほら、可愛い女の子になら皆さんお金をすんなり渡してくださると思いますよ』

貴｢いや、それは確実に有り得ませんよ…………
はぁ……分かりました…行ってまいります｣





正直めちゃくちゃ恥ずかしい＆雲雀さんが怖いですが、カリス様私が納得するまで絶対服を返して下さりませんでしたよ



だって…


カリス様の後ろにあったタンスが
無くなってましたから…


私が行くと言った瞬間に現れた＝来て行かないとタンスは元に戻さないっていう脅しでしたよアレ。←

もはや女神じゃなくて悪ｍ((いえ、ナンデモナイデス







それでは…







貴｢レッツゴーです｣

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