第25話 ページ28
貴方side
貴「…あの。雲雀さん……前に言ったと思うのですが…私は強くありませんし、出来ることといえば避けることしか…」
雲「いいから行くよ。仮に君が攻撃できなくても避けられっぱなしは癪だからね」
ムッとした表情で言いながらスタスタと応接室から出ていく雲雀さん…
負けず嫌いですね……
他に選択肢がないので私は大人しく雲雀さんの後をついて行きました
キィ…
鉄の扉が開き青い空の風景が一気に視界に広がった
風が気持ちいいですねぇ…
やはり屋上は良いですね♪
清々しいです！
…けれど……何故でしょう……
こんなにも……こんなにも………………
雲「A？」
…！！
貴「何でしょうか？」
雲「…別に。何にもないならいいや」
貴「？」
雲(……今一瞬…Aの目に光がなかった気がしたけど…)
雲「…さて、始めようか？」チャキッ
口角をうっすらと上げて雲雀さんはトンファーを私に構えた
……勘弁してください。
貴「無理です」←
雲「行くよ」←
無視ですかｯｯｯｯｯ！？！？
ブンッ！！ヒュンッ！！！！！
バッ！！！
強烈な連続攻撃を醸し出してくる雲雀さん
ですが私も負けじと視力と反射神経をフル活用して攻撃を避けていきます。
…やっぱ身体能力上がってますよね？←
すると雲雀さんは私の脳みそ目がけてトンファーを振るった。
さすがに死にますって！！！
ダンっ！！
私はジャンプし空中で一回転すると
振られたトンファーを足で捉え、そのまま足場として蹴り、後ろへ飛んだ
雲「ワォ♪ 相変わらず君のその跳躍力は凄いね」
貴「お褒めに頂き光栄です」
いや、マジでです←
タッ！
雲雀さんがこちらへ距離を詰めてくる。
あわわ…避け続けてもいずれは体力切れで
トンファーぶち当てられてしまいます……！
せめて何かで対抗して、相手の体力も削っていけたら……
……！そうです！！
雲「貰った」
ブンッ！！
ガッ!
雲「！！」
トンファーを振り下ろした雲雀さんの攻撃を私は…
両手を床に付け…つまり…逆立ちの状態で
両足を使ってトンファーを挟み…受け止めた
そして……
貴「ハッ……！！」
ブゥン！！！！
トンファーを捕らえた足を大きく回し
雲雀さんもろとも
ぶん投げた。
ヒュンッ
ザッ！！
しかし、雲雀さんは空中で体制を整え見事に着地した。
雲「そう来なくちゃね♪」
貴「…はぁ」
やりますか…
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律兎(プロフ) - な、なんと……！！ありがとうございます！！そう言って頂けて光栄です( *´艸`)頑張ります！ (2018年11月10日 7時) (
レス) id: f444dd9759 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - この小説に萌え殺され…………素晴らしいです！続き待ってます！！ (2018年11月9日 23時) (レス) id: 400685af0e (このIDを非表示/違反報告)
律兎(プロフ) - ホントだ!!!!!すいません、、、(((;°▽°))全然気づきませんでした…ご指摘ありがとうございます!!!!! (2018年10月29日 23時) (レス) id: f444dd9759 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - あ、そういえば「咬み」が「噛み」になってますよ。 (2018年10月29日 23時) (レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
律兎(プロフ) - わあ！Σ(ﾟ□ﾟ)コメントありがとうございます!!!!!凄く嬉しいです！更新がんばります！(｀・∀・´) (2018年10月29日 18時) (レス) id: f444dd9759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：律兎 | 作成日時：2018年10月28日 23時
