NRCの近くにあるコンビニの店員事情。 (ページ6)

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毒林檎の君よ。ページ6

学園長達が去ってすぐに客が来店してきた。

「あ、ヴィルさん、ルークさん、
いらっしゃいませ、こんばんは」

にこっと笑顔で言うとえぇ、会釈し、と化粧品コーナーに向かうポムフィオーレ寮、寮長のヴィル様。
古明地さんは「ﾋﾟｨｯ…」と事務所へ駆け込んで行った。

ﾙｰｸ「やぁ、マドモアゼル、彼女はヴィルが来た時いつもどこかへ行ってしまうね、」
「あぁ、ヴィルさんのことが気になるみたいですよ」

と笑い混じりに答える。

ﾙｰｸ「そうだったのか！流石ヴィル！どこへ行ってもモテるね！」

お前はヴィル様といつも行動してるな護衛かぁ？？と内心冷めた目で彼を見ていた。

ｳﾞｨﾙ「A、これはどういう効果があるのかしら？」

と、化粧品を持ってそう聞いてきたが、如何せん化粧品には疎い僕は「あぁ、すみません、僕より古明地さんの方が詳しいので連れてきますね(暗黒微笑)」と事務所から古明地さんを無理矢理連行し、説明させた。

化粧品をカタコトで説明する古明地さんを見ておかしくなり、ふっと笑うと、

ﾙｰｸ「マドモアゼル、君は悪い子だね」

と言われてしまった。

「はて、なんの事でしょう」

としらを切り、学校はどうですか？と話を切り替える。

化粧品に詳しくないのはホントのことだも～ん
僕は悪くない(悪気しかない)