・40・ 適わないのかな JK ページ40
・
気づいたら俺は1人で立っていた
さっきまで俺の横にいたAはいない。
どこからかテヒョニヒョンが飛び出してきて、ゴンドラに乗っていたはずの俺の体が いつの間にか外に追い出されて
そのままゴンドラは進んでいった。
『…はぁ、やられたな 笑』
観覧車を見上げながら、ポツンと呟く
ただ、苦笑い
それしかできない
”観覧車 ・夕日 ・絶景 ・好きな人 ”
こんなワードが 俺の頭に何度も繰り返し流れる
これから、観覧車の中で どうなるかは
少し考えればわかる事
きっとテヒョニヒョンは、Aに告白するだろう
『もう、終わりかな…』
いつものAを思い出す
今思えば、Aもテヒョニヒョンのことが好きなんだと、思い当たる節がいくつもあった…気がする。
万が一 2人が付き合ったら
祝ってやろう。
俺が1番最初に、、祝ってやろう…
JM『違うよ』
俺が1人で立ち尽くしていると、
ジミニヒョンが後ろから現れて 俺と同じ様に観覧車を見上げた
『…なにが、ですか』
JM『あいつは…テヒョンは 終わらせに行ったんだ』
終わらせに行った？
それはどういう事？？
何となく、2人が乗ってるゴンドラに目をやると
『…っ、』
俺は思わず息を飲んだ
そして、、何かが ” 冷めた ”気がする
地上の俺からでも見える
2人はキスをしていた＿
JM『待ってグク！』
『ヒョン…離してください』
JM『違うんだって、これは『違う？』』
何が違うんだよ
『観覧車でキスしてるんですよ。もう俺は終わりです。親友の恋が実ったじゃないですか 祝ってあげてください』
あれ、俺が1番最初に祝おうってついさっきまで思ってたのに、一気にその気持ちが失せた
俺はジミニヒョンの手を振りきって 歩き出す
JM『ジョングク…！！』
俺を呼び止めるジミニヒョンの声。
俺には聞こえない
聞きたくない
歩き出した俺の足は止まらなくて
行き場所は分からないけど
どこか、遠くへ行きたくて
もう消えてしまいたいくらいに
胸が苦しくて
苦しくて たまらない
俺の気持ちは
想いは
お前には届かなかったんだな
お前は気づいてくれなかったんだな
好きだったよ A
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ルカトン&ユイトン - このストーリ超好きww 続きファイトです！(°∀。) (2018年8月11日 20時) (
レス) id: 9508861bca (このIDを非表示/違反報告)
小学6年生のアーミン - これ読んで泣いた (2018年7月26日 11時) (レス) id: 22da6f8243 (このIDを非表示/違反報告)
ラテ - 月乃さん» この作品面白い！好き！うん！続き書くの頑張って！ (2018年3月31日 17時) (レス) id: 8f5eeb20cd (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - IUさん» けみお被り系女子ですよ！好きな人にはわかっちゃうんですねw ありがとうございます更新頑張ります(´∀`) (2018年3月31日 11時) (レス) id: b6ef0526a6 (このIDを非表示/違反報告)
IU(プロフ) - 肌の治安が悪いってけみおみたいwこの作品めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: 39e9565cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月乃 | 作成日時：2018年2月11日 14時
