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【大西Side】
流星「いってきまーす」
そう声をかけて家を出て歩いてると大ちゃんが
前にいた 声をかけても返事なし
なんでや？と思ったらイヤホンしてた
だから肩叩く そんで笑顔で話掛けんねん
流星「大ちゃんおはよ！笑」
大吾「あぁおはよ」
流星「先週のこと気にしてるん？」
大吾「別に」
今日はいつもより素っ気ない
気にしてないとか言っても気にしてるんやと思う
一番仲良い廉と喧嘩したんやもん 気にするよな
流星「大ちゃんの怒ったとこ初めて見たわ」
大吾「ついカッとなってしまってな
甘かったのかもしれんな」
流星「なんか大ちゃん達に申し訳ないことしてしまったわ」
大吾「何で流星が謝んねん」
流星「だって大ちゃん達最後の文化祭やったやん
それなんにあんなことなってしまってせっかくの文化祭楽しめんかったんやないかなって」
そう大ちゃん達は高3 文化祭も今年で終わり
楽しんで終わってほしかった 最後やから
それだけ後悔してる ごめんね大ちゃん達
大吾「俺は楽しめたからええねん」
流星「それならええけどさ気にせんでええよ
廉も悪気があって言ったんちゃうと思うし」
僕なりに励ましたつもりやった
今まで励ましたこととかないから伝わったかは
分からんけど
しばらくすると学校に着いた
大吾「そんじゃまた」
大ちゃんはそれだけ言うと他は何も言わず
教室に行ってしまった
少し寂しかったけど僕も教室に向かった
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作者名：むぎ。 | 作成日時：2017年5月24日 17時
