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風磨side
風磨：俺は君の事何も知らないからさ、
風磨：少しでも知れて嬉しいんだよ。
そう言って、頭を軽く撫でる。
もう、やめてよ！と赤面して手を払う。
風磨：こういうの慣れてないんだ？
と、君の弱点を見つけたみたいでにやける俺。
A：うるっ…さい！///
風磨：ねえ、今度はさ…
ぐいっと顔を近づけると、
料理してる君の手からおたまが落ちる。
吐息が顔にかかりそうな距離に、
どんどん赤くなる君が面白くて、可愛くて…
風磨：名前、教えてよ？
風磨：教えてくれたら、この続き、してあげる。
私は別にっ！なんて顔を赤らめながら
1人でブツブツいう君。
それなのに、ずっと絡み合ってる視線。
A：ね、シチューこげちゃうよ…
風磨：ふっ、そうだね。
涙目になっている君から仕方なく視線を外して
おたまを拾う。
風磨：俺も、おなかすいた、食べよう？
君は決して名前を教えたくない
わけじゃないだろうけど、
君の名前を知るのはもう少し先の話。
A：ふうくんと私の特製シチュー！
なんて、ニコニコしながら運ぶ。
風磨：そうだね、美味しそう。
テーブルの上には特製シチューと
サラダとパンが並べられていた。
久しぶりの誰かとご飯。
それだけでウキウキなのに、
目の前には君、俺幸せすぎて死ぬのかなw
少し浮かれながら、
シチューを、一口、口に含む。
ふわっと広がるミルクの優しい味。
目の前の君がなんだか歪んで見えて…
A：ふうく…ん？どうしたの…っ？
風磨：…なんっで……
君の味付けは、
どこか優しくて、暖かい。
きっと無意識に封印してた、
お母さんの味だった。
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美海 - この小説とっても面白いです。更新待ってます。 (2016年3月29日 13時) (
レス) id: 5742a4d555 (このIDを非表示/違反報告)
ふまたん中毒?☆(プロフ) - この小説、題名だけで引き込まれて読んでみたら…面白い！続き楽しみにしてます！ (2016年1月6日 10時) (レス) id: 7accf47eee (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 続きが楽しみすぎてやばいです！もしよかったら、私もＳＺの小説を色々書いているので、連載中のものの読者さんになってくださると嬉しいです！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: bc7a176764 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - この小説、おもしろくて好きです！表現の仕方もとても上手ですごく読みやすいです。更新頑張ってください！応援しています^_^ (2016年1月4日 2時) (レス) id: 4d125a2553 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おから | 作成日時：2016年1月2日 11時
