有名一家と日常生活 (ページ20)

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久しぶりページ20

「んー、ご飯どうしよっか。」

人の出入りが激しいウチは冷蔵庫に入っている食材の量が多く常に色んなものが入っている状態。
食材が足らなくて困ることは無いが、面倒なのはメニューを考えること。

「何食べたい？」

マ「魚」

サ「肉！」

「見事に分かれたわね」

頭を捻らせメニューを考えていると寝室の方から泣き声が聞こえてきた

「泣き声…？あ、苺華起きちゃったか。」

急いで二階の寝室へ走ると寝室のドアの前に苺華が泣きながら立っていた。

『ままぁ… 』

「大丈夫、大丈夫、どこにもいかないよ？」

珍しく家の中が静かだったせいか、声が聞こえなくて不安になってしまったらしい
泣きながら目を擦る苺華を抱き上げ1階に降りた。

マ「どした、苺華？怖い夢でも見たか」

「家の中が静かで不安になっちゃったみたい。」

マホトに頭を撫でられ少し安心した表情をする。

サ「おーっ！苺華！」

マホトの後ろから聞こえたその声に苺華はピクリと反応する

『さぐ！！』

嬉しそうに笑う苺華は私の腕の中から降りてサグワの方へと駆け寄った。