有名一家と日常生活 (ページ16)

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意識ページ16

「今日は本当、ありがとうね。」

あ「全然！また近いうち出かけよ！」

「もちろん、今度はりささんとかも誘って！」

あ「いいね！そうしよ！」

「あ、マホト。苺華起こすの可哀想だから抱っこしてあげてくれない？」

マ「ん、わかった。」

二人並んで寝ている苺華と歩翔がめちゃくちゃ可愛くて思わず写真を撮ってしまう。
" 後で送っといて！ " とあやな。

二人を起こさないようゆっくり苺華を抱かえ、小声でしばなんにもう一度お礼を言い家へ入る。

緊張だったり沢山はしゃいだりで疲れたのだろう苺華はぐっすり寝ている。
当分起きないだろうな、と思い寝室へ連れて行く。

「マホト、ありがとね。」

マ「当然だろ。」

本当いいパパやってるなぁ…って思わず笑顔になる。
寝室を出てリビングへ降りるとカイトの姿がない。

コンビニにでも買い出しに行ってるのだろうと思いソファーで夫婦揃って寛ぐ。何故か手を握って。

付き合い立ての頃のような感じもするけど
改めてこんな事すると少し恥ずかしい。
なんか意識し始めてしまう、顔が熱い。

マ「 A。」

「ひゃいっ！？」

急に名前を呼ばれ思わず声が裏返った。