信頼できるただ1人の大人。 ページ37
「今でもあの時のことは覚えています。私はとても幸せだなと思う。もしシルクくんが私と出会わず、ご両親にお話ししてくれずに、施設に入ることにならなかったら、もしお父さんが向かいにきてくれなかったら。きっと今みたいな幸せな環境にいなかったんだろうなと思うと、あんな母や父の元に生まれてくる意味があったんじゃないかと思います。」
改めて、シルクありがとう。
「裏でシルクからなんかいじめられてるとか本当にないよ!メンバー皆仲良くしてるからその情報とかには騙されないでね。
あー、泣かないと決めてたのに泣きそうだ!笑シルクくんがそこにいるんだけど、シルクくんも泣きそうになってるの何?!笑」
シ「本当辛かったよなと思ってさ、」
「でも今の私があるのはシルクのおかげ!」
シ「あんま1人で抱え込むなよ?」
「あはは、心配しすぎ!」
もう大丈夫だよ。
「過去の私にひとつ何か言えるなら頑張って生きてれば、素敵な彼氏がいて、素敵な仲間に囲まれて、とても幸せだよ。頑張って生きてえらい!」
もし、あの時シルクくんに出会わなかったら今私はどうしていたのだろう。
きっとお父さんに再会することもできなかっただろう。
「長くなってしまいましたが、最後までお話を聞いていただき、ありがとうございました!せーの!」
ラ、シ「アデュー!」
動画を撮り終わるとすぐにシルクに抱きしめられる。
「大丈夫だよ〜本当出会えてよかったよ」
シ「話そうと思ってくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。」
改めて、シルクに出会えたことに感謝する撮影になった。
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レモン - とても面白いです!更新頑張って下さい。 (2020年3月25日 21時) (レス) id: 135824d8de (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり。(プロフ) - うどんさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します! (2020年1月15日 15時) (レス) id: 23f9015249 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - とても面白いです!頑張ってください! (2020年1月8日 16時) (レス) id: c22c2e84dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーり。 | 作成日時:2019年12月8日 1時