【Fischer's】お魚さん達との日常。

1日遅れのBirthday ページ33

マサイの部屋で撮影や編集を終えて、各自解散になった。

シ「A夜ご飯食べに行こ」

　「お、外食か！ちょっと久々だね。行こう？」

シ「でさ、昨日誕生日だったじゃん？」

はいこれ誕生日プレゼント。

となにやら少し大きめの紙袋を受け取った。

　「え、なに、ありがとう！」

シ「それ向こうで着替えてきて！」

　「え、そういう感じ？わかった。」

別室で紙袋を開けてみると、、、

　「何これ、、、」

紙袋に入っていたのは真っ赤なドレス、、、

困惑しながら着てと言われてたし、着てみる。

　「ぴったり、、、」

髪飾りや、イヤリングも入っていたので髪も軽くいじって付けてみる。

　「私じゃないみたい、、、」

部屋を出るとこれまた真っ白なスーツに髪型もきちんとしている、いつもの彼ではない様な彼が立っていた。

シ「あははwww顔ぽかんとしてるよwww」

　「そりゃするでしょ、、、」

シ「Aなら髪飾り入れれば髪の毛いじると思ってた、似合ってる。」

　「恥ずかしい、、、///」

シ「最高に可愛いよ。」

エスコートされ、タクシーに乗り込んで来たのは展望レストラン、、、

シ「A。」

　「りょう、、、こんなとこ入れない、！」

シ「A大丈夫だよ笑予約したから。」

　「でも！、、、っ！」

高いでしょ！っなんて言う前に口づけされた。まるでこれ以上しゃべっちゃダメだよという風に。

シ「ほらいくよ！」

とエスコート。

いつの間にこんなに大人になったんだろう、、、

窓側の席で向き合って運ばれてくるコース料理を口に運ぶ。

　「おいしい、、、」

シ「俺が作ったものじゃないけど、お口にあったなら良かった。」

デザートとして運ばれてきたのは小さなケーキ。

「お誕生日おめでとうございます、こちら当店からのささやかなプレゼントでございます。」

シ「A、お誕生日おめでとう。」

　「ありがとうございます、、、」

こんな幸せな誕生日、今まであったのだろうか。

私がこんな幸せで、良いのだろうか。

そんなことを思っていると涙が出た。

涙の理由。→←この方、かなり酔っ払ってる様です。※大人な表現入ります

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