人生終了のお知らせ。 ページ4
パシッ。
私が振り下ろした拳は 呆気なく止められてしまった。
貴方「チッ」
だが、ここまでは想定の範囲内だ。
次は掴まれていない方の手でナイフを、
そう思いナイフの入っているポケットに手を伸ばした
その時だった。
アクネ「虫か？」
貴方「‥‥‥は？」
意味がわからない。 この男は何を言っているんだ？
アクネ「虫飛んでたから潰そうとしてくれたんだろ？？」けろっ
貴方「‥‥‥」唖然
開いた口が塞がらないとは、このことを言うのだろうか。
ミオウ「ねぇ？いつまで立ってんの？座りなよ〜」
男がそう言った その瞬間だった。
グラッ
貴方「っ‼」
車が大きく揺れた。
そして
私は浮いた。
貴方「(死んだな)」
瞬時にそう察した。
貴方「‥神よ、哀れな私をどうか、どうか。
お許しください、」
キキィーーー！！
車のブレーキ音 近づく私とコンクリートの距離。
私は静かに目を閉じた。
自分の骨が軋むのがわかった。
コンクリートの熱さと鉄の香り 男たちの声
それだけを認識し、私は意識を手放した。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
貴方「ん‥‥？」
心地よい重低音が響く部屋で私は目を覚ました。
貴方「‥‥ まいてぃー、うぉーり、あーず？」
目がぼやけていてよく見えない
コンタクトが外れてしまったようだ
ガチャ
フォー「目が、覚めたんだな」
大男だ。
貴方「‥‥ここは、」
聞きたいことが山ほどある。
ここは何処なのか なぜ私は生きているのか
お前達は私をどうしたいのか
いろいろな考えが頭の中をグルグルと回る
フォー「それは、また、後でな、今は、休め」
大男はそう言うと 起き上がった私を優しく寝かせた
貴方「ま、て、聞きたいことが、やま、ほど」
ズキズキ ズキズキ
あぁ、頭が割れそうだ
呂律もしっかりしてない
フォー「⁈」
貴方「わた、しを、どうす、るつもり、だ」泣
なぜだ。涙が止まらない。
フォー「どこか、痛いのか？ 」焦
大男が焦ったように問いかける
ガチャ
JE「 目が覚めたか」
フォー「‼ジェシー！！」
貴方「ッ、グスッ」泣
JE「フッ、泣くな」微笑
男はそう言ってわたしの涙を拭った
JE「まだ 体が痛むだろう。寝ろ」
貴方「ッ、ひとり、にしない、で」泣
JE「あぁ」
私は、何を言っているのだろうか。
あぁ、本当に、今日はついていない。
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小林 A(プロフ) - 篝火さん» コメントありがとうございます！褒められて調子に乗っている作者です！← 亀更新ですがちょこちょこかきますのでまた見てください！ (2018年2月3日 20時) (
レス) id: bb352d8477 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - この手の話を待ってました!!!最高です！ほんと最高です！ (2018年2月2日 10時) (レス) id: e88141ab23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小林 A | 作成日時：2017年11月18日 19時
