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素敵な出会いが全てではない。 ページ2

貴方「はぁ‥‥」

いつもと変わらない。

檻の中で、光の差し込む窓を眺めて

私はため息をついた。


貴方「暇だなぁ」

私は 、2人の男を殺した犯罪者である。

自分で言うのもなんだが犯罪者なのである。

2年前に罪を犯した私はこの刑務所に収容された。

そして この2年間。 こうやって窓を眺めて

ぼーっとする生活を続けている。

貴方「何か、面白いこと、」

面倒事が嫌いな私だが つまらないことはもっと嫌いなのだ。

貴方「誰か、脱獄でもしないかなぁ」

そんな事を考えていた時だった。


ブーーーーーー!ブーーーーーー!


静かな刑務所に不似合いなブザーの音が響いた。


監視官「‥‥‥‥」


きっといつもの機材トラブルだろう。

監視官も気にしていないし。

私はそう思いまた窓を見上げた。


しばらくぼーっとしていると


監視官「ゔっ」


短いうめき声と共に監視官が倒れた。


そして 数名の男たちが 入ってきた。


その中の小さな男がこう言った。

JESSE 「このムショの中で1番強いやつは誰だ!!」(次からはJE「」)



シーーーン


誰も言葉を発しない。小さな男はなぜかドヤ顔である。


「「 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」」」




フォー「ジェシー、」オロオロ


JE「‥もう一度聞く。このムショで1番強いやつは誰だ」


この男。アホだ。私は瞬時に察した。


その時 1人の男が言った。


男「その女だろ」


JE「(パァー!)ほぅ。。」


わかりやすい。感情が顔にでまくっているではないか。この男アホだ。(確信)


JE「お前か。」


気がつくと アホ(笑)が私の前に仁王立ちをしていた。


貴方「‥‥‥‥」

私はアホ(笑)を見上げた。

‥‥嫌。見上げるというほどこのアホ(笑)は大きくなかった。

JE「まぁ、お遊び程度なら悪くないか」

アホ(笑)は檻の外から私に手を差し出した

JE「ジェシーだ。よろしく。」

ジェシーと名乗る小さなアホ(笑)はドヤ顔で

そう言った。





貴方「‥‥橘だ」


平然を装ってはいるが 脳内はパニックである

意味がわからない。なぜこの男は私に手を差し出しているのだ?


ブラウン「あれ?女 手ェ取らなくね?」ボソ


アクネ「ダッセーwwジェシーの奴フラれてやんのwww」


ミオウ「ちょ!アクネ!しぃー!」ボソボソ


フォー「ジェ、ジェシー」


JE「‥‥‥」


‥‥‥とりあえず今の状況を一言で表そう。






カオス。

脱獄?いやいやこれは誘拐です。→←(名前)について



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小林 A(プロフ) - 篝火さん» コメントありがとうございます!褒められて調子に乗っている作者です!← 亀更新ですがちょこちょこかきますのでまた見てください! (2018年2月3日 20時) (レス) id: bb352d8477 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - この手の話を待ってました!!!最高です!ほんと最高です! (2018年2月2日 10時) (レス) id: e88141ab23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小林 A | 作成日時:2017年11月18日 19時

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