俺様上司 〜登坂広臣〜

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副社長と共に出勤すれば

グサグサと刺さってくる女子社員の目線。


…きっと何でこいつがって思ってるよなぁ、

私が酔いつぶれちゃったから、、、、






剛典「 A！おはよう！」


「 お、おはよう。」


広臣「 …まず、俺だろ。岩ちゃん。笑」


剛典「 あっ、すいません。笑」







気にせず、と言うほどの堂々ぶり。

副社長と剛典に囲まれてたらもっと視線痛いんですけど？！




広臣「 似合ってるだろ？Aの服。」



私の名前を呼んだことでざわめいてる。

…ほんとにごめんなさい。笑




剛典「 あ〜、臣さん。笑

本気っすか？」


広臣「 …本気に決まってるだろ。」







2人だけでどんどん話進めてるけど、

私、ついてけないよ。





「 どいうこと、、、ですか？」


広臣「 …お前は知らなくていい。」






冷たくあしらわれて

なんだか、寂しくなった。






剛典「 …Aって顔に出やすいよね。笑」


「 え、なにが？」


剛典「 んーん、なんでもないよ。笑

…めっちゃ似合ってんじゃんそれ。」


「 ありがと、剛典。」








この会社に女の子の友達なんていないけど

剛典がいてくれれば私はそれでいい。

…気を使わなくて済むし。笑









副社長は…

分からない。





けど、知るたびにいい人なのかも？って思うけど

やっぱり心許すことはまだ出来ない。





…リュウジさん。


あなたはどこで何をしてますか？









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