チャイルドシート ページ7
《貴方side》
お願いします、そう頭を下げて
後ろの扉を開けた瞬間、
目に入ったものに驚いた。
ほんとに、どうして、って。
すぐに近くで雅が声をあげたの。
雅 ｢雅のだーー！！！｣
って。
臣 ｢はい、じゃあ雅ちゃんはこっちから乗ってね！｣
雅 ｢うんっ！！｣
登坂さんから離れた雅は
元気に車に乗ったんだけど、
｢...登坂さん、これ.....｣
臣 ｢ん？｣
｢...雅の、チャイルドシート。｣
臣 ｢あー！これね！岩ちゃんから借りてきた！
ほら！まだ5歳だからいるでしょ？
チャイルドシート！｣
なんてにこやかに答えてくれる登坂さん。
それにしても最近のチャイルドシートって
すごいよね〜。
なんて言葉を発しながら。
どうしよう、こんなところまで気遣ってくれてるなんて、全然知らなかった。
それから、
雅 ｢臣ー！｣
臣 ｢んー？｣
雅 ｢これ雅のー？｣
登坂さんもあたしも車に乗ったあと、
雅は何かを見つけたのか
発進前の登坂さんにそれを見せる。
臣 ｢うん、そうだよ！それ、好きでしょ？｣
雅 ｢うん、好きー！！！｣
臣 ｢あ、Aちゃんのはもうひとつ大きいので置いてるからね！｣
って。
えっ！？
すぐに車内をキョロキョロ。
そして見つけたジュースホルダーの中にある
ミルクティ。
待って、いや、ほんとに待って。
こんなことほんとにされたことなくて
びっくりして、
ミルクティ握りしめたまま動けない。
てか、もう少し周りみようよ、あたし。
浮かれすぎだよ.....。
それにしてもミルクティ好きなことを
覚えてくれてたのも嬉しいけど、
雅のチャイルドシートを借りてたところも
飲み物をさりげなく用意してくれてるってところも
あたしにはきっとこんな気を利かせれなくて
それに、それを当然だと思って
自然に行動にしちゃう登坂さんが
キラキラ輝いてみえた。
｢登坂さん、ありがとうございます｣
臣 ｢んーん、全然！
あ、ミルクティまだ冷えてる？｣
｢あ、はい！まだ冷たい、です。｣
臣 ｢よかった！まだ着くまで時間かかるから
それ飲みながらお喋りしよっか！｣
お喋り、、しよっか、、...。
いつも思うけど、
登坂さんの口調って凄く優しい。
最初の頃のことはもうあまり覚えてないけど
日に日に優しくなってるような、
そんな感覚に陥っていた。
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美波(プロフ) - はじめましてなんですけど実はずっと読んでて、いつコメントしようか考えてるうちにとってもいいシーンが来て、心の中で臣くん頑張れと必死に言ってしまいます笑笑更新楽しみにしてます！！！ (2018年8月25日 0時) (
レス) id: 2630bc6126 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 更新ありがとうございますm(_ _)m剛典パパ、気が利きますね？？(^_^)幸せそうでいいなぁ、登坂さんと主人公さん。どんどん、惹かれあって幸せになってほしいです。 (2018年7月24日 21時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - ＼(^o^)／更新ありがとうございますm(_ _)m嬉しいです( ´∀`)はい！嬉しいです＼(^o^)／チケットをもらった登坂さんより、嬉しいですm(_ _)m (2018年7月22日 10時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
Mal - はじめまして！拝見させていただきました！ほんと、きゅんきゅんするし、うずうずして毎回毎回更新楽しみにしてます！これからの更新待ってます！頑張ってください！結愛さんの妄想大好き！ (2018年1月30日 1時) (レス) id: 6a9cab0360 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 心愛さん» とっても嬉しいコメント、本当にありがとうございます！臣さんこれからもっともっと頑張ります！ぜひまたいらしてくださいね！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 7ba7167f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結愛
| 作成日時：2018年1月8日 16時
