６２杯目 ページ12
深「……ごめんね、我慢させて」
「ううん、」
「きっとこのままじゃ、私もふっかに依存しちゃうから」
「依存で付き合うのは嫌だから、いい」
「ふっかのこと、ちゃんと考える、」
深「ありがとう、うれしい」
「……ふっか」
深「ん？」
「わがまま言っていい？」
深「いーよ、なに？」
「今日、泊まって、？」
深「…………」
「だめ…かな、」
「明日ふっかが仕事行ったら、ちゃんと距離置くように努力するから、」
深「Aちゃん、」
「お願い」
深「でもさ」
「………」
深「……もぉ、その顔はずるいって」
「ふっか、」
深「いいよ。わかった。」
深「でも、俺ソファで寝るからね？」
「え？なんで？ふっかベッド使いなよ」
「体痛めるよ？腰悪いじゃん」
深「Aちゃんがソファで寝る選択肢は無いから」
「なんでよ」
深「風邪ひいて欲しくない」
深「体痛めるし、俺ソファで寝ちゃうことあるから大丈夫」
「でも、」
深「でもじゃないの」
「……わかった、」
深「ん、よろしい」
「お風呂入っていいよ」
「パジャマとか後で持ってく」
深「ありがとぉ」
「明日何時起き？」
深「11時」
深「Aちゃんは？」
「同じ」
深「じゃあ最後一緒に出れるね」
「最後とか言わない」
「1ヶ月だけ、」
深「あは、かあいい笑」
「……ご飯は？何食べたい」
深「じゃあ、パンとぉ…ベーコンエッグ！」
「わかった」
深「Aちゃん」
「なに？」
深「ありがとう」
「……いえいえ」
「早く入ってきな」
深「はぁーい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 417人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2023年6月4日 0時
