ep.71 ページ21
「結婚って、……へ、結婚、、？」
深「なぁに驚いてんの？笑」
「だ、って。結婚って、え？結婚、、、、、」
深「俺らもう30だし、そういうのも考えるよ。やっぱ」
まぁ俺の場合、年齢とか関係なく、結婚するならAとしたいなって前から思ってたし。
それもあって、俺から言ったんだから。
深「だから、Aもそういうの込みで考えてくれたら嬉しいかな」
「…………ドラマが終わったら、」
深「ん？」
「ドラマが終わったら、答え出す、」
深「…、まじ…？」
「ん、、だから…あと3ヶ月、待っててくれる…？」
深「待つよ？ 俺待つのだけは得意だから。 どんだけ待ったと思ってんの？笑」
「ふふ、……うん、だよね。 ちゃんと答え出すから、」
深「いい返事待ってる」
「んー、圧がすごい笑」
深「まぁなんとなーく分かりますから。俺も笑」
「ねー、じゃあ3ヶ月の意味ないじゃん！笑」
深「幼なじみ舐めんな笑 …でも、ちゃんと待ってるよ」
こっちは中学の時からずっと待ってんだから…3ヶ月なんてあっという間なのよ。
それに、今現状の距離感がちょっと物語ってるし…笑
深「あ、そろそろ準備しないと」
「んぇ、もうそんな時間？」
深「もうそんな時間。 どーしよ、A先お風呂入る？」
「ううん、昨日私先だったから、辰哉入ってきていいよ？」
深「ほんと？ じゃあお言葉に甘えて。」
「朝ごはん作ってよっか？」
深「冷蔵庫なんもねーよ？笑」
「んーコンビニ行って買ってくる笑」
深「1人で出ようとしてんの？」
「いや、朝だし。大丈夫じゃない？」
深「朝でも危ないでしょ。あいつに攫われたのだって外明るいときだったじゃん」
「うーん、、」
深「お風呂入って準備して、ちょっと早めに家出てコンビニ一緒に行こ？」
「そんな時間ある…？笑」
深「作んの！笑」
「あ、はい笑」
深「まぁ9時頃に行けたらなーってだけで、約束してるわけじゃないから、少し過ぎても……って、照もくるんだった」
「え、そうなの？」
深「うん。 照が車で迎えに来てくれるんだよね」
「そっか。 じゃあ早くお風呂入って準備しないと」
深「だね。 んじゃお風呂入ってくる」
「ん、行ってらっしゃい！」
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作成日時：2023年9月6日 19時
