思慕。 ページ16
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「
もう、この先 元に戻れないじゃないかと 中学生ながらに軽く絶望した記憶がある。
なにか、間違っていたのか。......多分何も間違ってはいない。
誰にだってある思春期を、それらしく ちゃあんと歩んできただけだ。
そしてそれが邪魔をしただけ。
どうして人は、異性同士が話をしているだけで全てを恋愛に結びつけようとするのだろうか。
何を言われても俺らならへっちゃらって思える関係でいたかったのは事実だ。
だけど、中学生の俺は人からうける視線が、言葉が ひどく気色悪く感じた。
クラスが別々になって、委員会とかも別々になって。
今までずっと一緒に歩いてきた道を、行きも帰りも1人で歩くことになってしまった。
それでも
君が怪我をしたとき、君が、夢を諦めかけたとき、
君の心が、どんどんとバレーから遠のいていったとき、
永露「____っっ、つゆ!!!」
「、もとき、」
必死に君に手を差し伸べた俺の行動は間違ってなんかいない。
「ねぇ えーろー」
「えーろーー??」
「やぁばい えーろ来て」
その呼び方が変わることはなくて、それがお互い暗黙の了解だと。
だから俺も、
永露「......笑笑 どうしたの ながつゆ」
あの頃の出来事をなくさなくていいと、どこかで思っているから。
『東福岡かー 離ればなれになっちゃうねー』
『あのね、私ねー 東海大行くよー』
『どこまで一緒にいれるか試してみない?』
ねぇながつゆ。俺、 ここまで一緒にいるのに
たまに全然考えつかないようなこと言うながつゆが幼なじみで良かったって心から思えるよ。
永露「ながつゆ」
「えーろ」
永露「....つゆ」
「もとき」
少し辛くて 苦しくて 何も考えたくない日だってあるから、
そのときくらい甘えて甘えられたくて 黙って肩を貸してほしくて。何も言わず肩を貸したくて。
俺らのマネージャー、俺らのアナリスト、俺の大切な人。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
永露くんの美容を切実に教えてもらいたい。
幼なじみの、第三者から見たらよくわかんない距離感とか
パーソナルスペースとか、ちょっと異常な愛とか、
そういうのがあってほしい。とか思ったり。
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はみ(プロフ) - 卯月さん» えええええ嬉しすぎて昇天しそうです😇これからも応援してます🫶 (4月23日 8時) (レス) id: 4483766acc (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - はみさん» はみさんコメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです🙈💕実は私もはみさんの作品をプリ小説の方で読ませてもらってます😆これからも応援よろしくお願いします! (4月22日 13時) (レス) id: 335c7374d0 (このIDを非表示/違反報告)
はみ(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませていただいています!特に最新話(ページ29)最高すぎて🤦♀これからも更新楽しみにしています! (4月22日 11時) (レス) @page29 id: 4483766acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月 | 作者ホームページ:https://instagram.com/uge__tsu04?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時:2024年3月17日 16時