青葉城西高校のマネージャーは。【川西太一】Vol.2

3話3年1組。 ページ6

松川side

2限 古典。

みんな大好き辻先生(ノリいい)「はいここー...じゃー藤咲ー」


松「...藤咲〜？藤、藤姫ーーー？？？」


こいつ...爆睡してやがる！！！！


「せんせぇーふじっちゃん寝てマース」
辻「おいいつものことだろー松川起こせー」

松「あ、はい、えっと、、、藤咲〜？起きろー？？...え、死んでる！？」
辻「wwっ藤咲最近よく寝るなぁwどーしたーw」



「及川にウザ絡みされて困ってるんでしょ」
「岩泉に愚痴聞かされて大変なんでしょ」
「いや花巻の突如始まるリアル修羅場寸劇にまいってるんだろ」


おいバレー部3年レギュラー。藤咲に何してんだよ。特に最後。花巻お前相手を選べよ
なんでこいつなんだ。


「松川が1番常識人では？？」
松「違う 例に挙げられたそいつらが可笑しいだけだ」


にしてもホント起きねぇ…もう辻セン授業やる気なくね？


藤咲と同じクラスになって3年目。オレを扱えるのは藤咲だけだからと毎度背の高いオレに付き合って1番後ろの席で隣。多少離れることはあるけど基本ペアなんだよな...


「最近のバレー部忙しかったりすんの？」
松「別にいつもと変わらないんだけど…この前及川が藤咲に怒ってさ...それでなのかは知らんけどなんか不貞腐れてる」

「あの及川が！？！！？ナイワー」



それな 及川どうかしてる。ちなみに岩泉も。なんか誰かあいつらの体乗っ取ってる？？？


辻「まぁあと2分で授業終わるし寝かせといていいけど松川ちゃんと起こしとけよー」


くそぅ 頭いいやつは寝てても許されるのか．．．！！！！


松「うぃーす 藤姫〜 そろそろ起きろ〜」


A「...ぅあい...」
松「ww ...A おはよ」

A「...？！？！ おぉ...おはよう...？」




その時3年1組の心は様々な感情が行き来した。



「(......新婚？？？？？)」

「(さすが1組の夫婦....)」

「(松川の幸せそうな顔よ)」

「(1番後ろの窓側の席。光に照らされた2人をどうして俺らは見てる...)」

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