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1話 太宰さん。 ページ4

太宰side

じゃあ、と言って切った電話を確認して口を開く。

太「太一くんの99%が最後の言葉。残りの1%は分かるはずだ」


A「だから太一をヨコハマに帰らすなって言いたいんですか?その1%で太宰さんは太一をヨコハマに帰らすのを反対ですか?」


私が、君たちの関係に足を踏み込んでは矢張り駄目だったか。



太「...ごめん。君が1番太一くんのことを知ってる。無闇に言わない方がよかった」



A「.......自分から出るより出たい理由が欲しい。ですって。

白鳥沢は優しすぎる。誰かに惑わされず自分の考えで仲間を守っている。

その優しさに溺れて出るのが嫌なのでしょう。だから洗脳で自分を孤独にさせて欲しい。

そしたら心置きなく学校を去ることが出来る」


そんな言い方してしまったら自分の学校が優しくないみたいじゃないか。
そんなことないのだろうけど、



A「私のとこには異能持ちの黒角がいます。太一がああ言うのは何となく察しがついてましたし無効化させるのは岩泉だけでいいですよ」

太「...蒸し返すようで悪いけど後悔しないか?自分も太一くんも」

A「やっぱりあなた私たちをここ(宮城)から出したくないんですか???

並の後悔と悲しさをもって出ます。

でもそれ以上に、全てがわかったあと私以上にみんなが後悔すればいい。苦しみをもって生きればいい。



太一は私の命令を聞くし行動します。そして私は太一が嫌なことはさせないしさせたくありません。

素敵な理想の上司でしょう?しかし残念ながらそこまで優しくはないので私は私の事情で太一を隣に居させます。

それのなにが悪いんでしょうか。私は幹部であの子は私の幹部補佐です」

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卯月(プロフ) - かなたさん» コメントありがとうございます!引き続き応援よろしくお願いします! (3月28日 19時) (レス) id: eed1b0cce7 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - いい内容ですね!見ていて飽きないです!ちょっとハラハラします!頑張って下さい! (3月14日 17時) (レス) @page20 id: 1e57ac3c79 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - 比羅さん» コメントありがとうございます!応援よろしくお願いします! (10月30日 20時) (レス) id: cf5afd70b8 (このIDを非表示/違反報告)
比羅(プロフ) - 頑張ってください!! 応援してます。 (10月30日 17時) (レス) @page1 id: 68ad18c6c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 | 作者ホームページ:https://instagram.com/uge__tsu04?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==  
作成日時:2023年10月29日 22時

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