青葉城西高校のマネージャーは。【川西太一】Vol.2

14話 ページ17

Aside


A「そっかーありがとう助かったよ。...で、矢巾は？」

国「藤咲さんここに運んだあと備品室片付けに行きました。
相当前だったので先に帰ったかもしれないです」

A「まーじかー悪いことしたなぁ笑 てか国見ジャージだね。
私が寝てる間に着替えてきて良かったのに」

国「オレが着替えてる間に藤咲さん起きて勝手に帰りそうじゃないですか」

A「私の事なんだと思ってるの？」


さっきの話聞いてから今までホント心配してくれてたんだなぁ、寝てたけど。


国「...あの、藤咲さん」
A「ん？」


特にどこか痛いわけじゃないから起き上がって国見の話を聞く。


国「......オレ、及川さんと岩泉さんが怒ってるの見るの嫌です」
A「！！ ...うん。ごめn「でも」



国「でもそれ以上にオレは藤咲さんがあの二人に責められてるのを見るのが嫌です」

A「っ、そっかぁ、そうだよね、ごめんねぇ」



やばい。泣きそう。表情筋死んでんのかってくらい動かない国見がちゃんと自分の気持ち
声に出したという成長が喜ばしく泣きそうなのか、はたまた別の意味で泣きそうなのか。


A「ほんっとお前...可愛いやつだなぁ！！」


後輩はね無性に撫でたくなるものなのよ。

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