青葉城西高校のマネージャーは。【川西太一】Vol.2

11話 ページ14

ＮＯside


ガラリ、とやや焦りながら扉を開ける。



「................藤咲、さん？」




Aside



A「.........、ん、」


さっきまで蒸し暑く感じた体は今は涼しい。
硬かった床じゃなくベッドに横になっているようで。



うっすらと目を開ける。




A「......ほけんしつ、、、、」



保健室にお世話になることはあまりないがわかる。この天井は家ではない。
　あぁ嬉しいことに誰か助けてくれたのか……感謝。


A「………ﾋｮｯｯ」



　 目をぱちくりさせてなんか気配がして横を見る。


A「く、国見、？」


ベッド横にある椅子に腰掛けて船を漕いでる国見英(15)

おっとーこれはちょっと.........えぇええええ？？？



A「国見〜〜？」

国「..........あ、 っっ藤咲さん？起きましたか、」

A「はい、起きました。えっっっ...」


国「目、覚めて良かったです、」

A「あぁ、、、私備品室で倒れてたんだっけ...」

国「そうです。保健室まで運びましたけどなんか体調悪かったりします？」

A「んーん。大丈夫。ありがとう」



助けて貰ってよかった。


A「ごめん、今何時？」

国「...7時です」

A「7時ぃ？？！！ 夜じゃん！！！え、私いつここに来た！？」

国「6時20分頃ですかね。起きないからほんと心配したんですよ」

A「ごめん、、、えっと状況把握してもいい？」

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