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西山side
「こっち、お願いしまーす!」
「サビ前から〜!」
そんな声が響き渡る会場。全員気合いが入っていて、もちろん俺も。
福澤『愛、なんて軽々しく言うのも失礼ですかね』
そうかもしれない。これは愛でも恋でもないです
江口「宏太朗。明日、そんな顔でステージに立ったらぶん殴るからな」
西「え、」
江「ほんと顔に出るよなぁお前。ココ最近まともな顔見てねぇ〜笑」
江口さんも原因の1部とか言ったらいま殴られるかな。それはやめとこう。
未だにAとの関係は教えてもらってない。『聞くな。』というオーラがでまくりだ。
「いよいよ明日が本番です!!!精一杯楽しみましょう!!!」
その言葉と共に全員が「「おおお!!」」と声を上げる。最後は各チームでミーティングが行われる。
A「前日リハお疲れ様でした!今日も皆さんバッチリでしたよ。明日、そして明後日!楽しみにしています」
俺だけに向けられた言葉じゃくても、その笑顔を見るだけで嬉しくて、あれから決して目を合わせてはくれないけど同じ空間にいれるならなんでもよくて。
中「Aさーん!」
A「はいよ〜!」
石川界人「....なんか妙に仲良くなり始めましたよね」
小野賢章「あー...ww えーなになに ビッグカップル誕生しちゃう?!」
浅沼「辞めたげなさいよ笑」
俺への笑顔じゃなくても、
綺麗だと。
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作者名:卯月 | 作者ホームページ:https://instagram.com/uge__tsu04?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時:2023年6月14日 20時