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西山宏太朗の彼女であるという絶対的な自信を、この女は持ってるんだ。
なにこれ、笑
A「当たり前じゃないですか!横取りなんてしませんよ笑」
鈴「わかってますって!それでは」
この事務所、嫌いかもしれない。
彼氏を作るのは嫌だなぁと思った。四六時中一緒にいるのもいちいち愛を伝え合うのも私は億劫だと感じる。恋愛は、怖いなぁとも。
お互いが軽い感じでいれば楽なんじゃないの?何かを満たすには、それでちょうどいいんじゃないの?
ねぇ、宏太朗。あなたは違った?
私、捨てられたのにね、
LINEをブロックできないのは、インスタをブロックできないのは、Twitterであなたのアカウントを見てしまうのは、
チャンスがあるんじゃないかと思ってしまうから。
A「....私宏太朗のこと大好きじゃん、笑」
あぁ、苦しい。
「おーまえ こんなとこでなにやってんだよ」
A「うわぁ...会いたくないよ。
江「いや 一ノ瀬のために来たんじゃねぇよ。...まぁでも今日くらいサシ飲みしてやってもいいよ?」
A「えぐの奢りならなんでもいいわ。行こ」
江「はいはい笑」
何も言ってこないけどこいつは気づいてるし。 何も言ってないけど、今日くらい愚痴ろうかな。
A「えぐは、
やさしくて、つよくて、ちょっとぶきようだよね」
江「なんだよそれ笑」
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作者名:卯月 | 作者ホームページ:https://instagram.com/uge__tsu04?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時:2023年6月14日 20時