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西山side
花江「いっちーと喧嘩しちゃった?」
西山「___関係終わらそうって言って、仲良くしてるほうがおかしいと思わない?」
花「笑 そうだね。確かに」
2日目が終わった。ドームは超満員で、幸せな時間を過ごせた。この上なく幸せだ。
今は打ち上げの最中で、俺と花江くんが2人で小さなテーブルで呑んでいる。
そう、まるで5年前と同じような立ち飲みで。
西「でもね昨日もっと怒らせちゃった」
花「えー...」
西「肩組んだらさ、ステージ下でガチギレされちゃって笑
許す許されるって、難しいよねぇ...」
許したいの?許されたいの?そう聞きたそうな花江くんの表情を敢えて無視してお酒を飲む。
花「宏太朗さ、 ちょっとでもいっちーのこと好きでしょ?」
西「......ちょっと、なんて言葉ですまないよ」
花「!!!!」
花江くん、わかってるんだよ。俺だってそんな鈍感じゃない。
西「でもね、わかんないの。俺はスパダリって言われる彼氏にはなれない。
ずっと誰かを傷つけてる。もしAが俺の彼女になったとして、
きっと俺はAを傷つける。 俺に誰かを好きになるってことは出来ないの。
好きになっちゃいけないんだよ」
花「........そのくらい、いっちーのことが好きなんだね?」
西「......そー...俺 めっちゃあいつのこと好きだ、」
言葉にしたからなんなのだろう。この状況は変わらない。
今だって、別のテーブルでヨシキと楽しそうにお酒を飲むAがいる。
花「応援するよ。何も出来ないけど」
西「はは、笑 うん、ありがとう」
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1ヶ月近く書けてません...!!
こちらの小説もう少しだけお休みさせていただきます🙇♀️
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作者名:卯月 | 作者ホームページ:https://instagram.com/uge__tsu04?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時:2023年6月14日 20時