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スペルカードが9枚 ページ10

下の階のうづまきで

(谷崎)
すいませんでしたかぁぁ

(中島)
へ?

(谷崎)
その試験とは云え、随分と失礼な事を

(中島)
ああ いえ良いンですよ
  意外と良い人だこの人ーーー

(国木田)
何を謝ることがあるあれも仕事だ谷崎

(太宰)
国木田君も気障に決まってたしねぇ

「独歩吟客」!

(国木田)
ばっーーー
違う!
あれは事前の手筈通りに、やっただで
  ガタッ
ともかくだ貴様も今日から探偵社が一隅
ゆえに周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな
俺も他の皆もそのことを徹底している
なあ太宰

(太宰)
あの美人の給仕さんに「死にたいからくびしめて」って頼んだら応えてくれるかなぁ



「多分、笑顔で嫌とか良いそうだねぇ」

(太宰)
まじ?

「まじまじ」


(谷崎)
僕は、探偵社で手代みたいなことをやっています
そして此方が
(ナオミ)
妹のナオミですわ
兄様のコトなら〜
何でも知ってますの

(中島)
兄妹ですか?
本当に

(ナオミ)
あら
お疑い?
勿論血の繋がった実の兄妹でしょ〜?
このアタリの躯つきなんてホントにそッくりで
ねぇ兄様

(中島)
いや でもーーーー

(国木田)
こいつらに関して深く追求するな!

(中島)
あーーー
はい

そうえば皆さんは探偵社に入る前は何を?

(谷崎、ナオミ、太宰、A、国木田、中島)
ジーン

「何をしていたと思う?」

(中島)
へ?

「定番なのよ、新人が先輩の前職を当てる!」

「さあ、堂だと思う?」

(中島)
はぁーーー
じゃあーーーー

谷崎さんと妹さんは‥…‥…学生?

(谷崎兄妹)
おっ中った凄い

どうしてお分かりに?

(中島)
ナオミさんは制服からみたまんまで、谷崎さんのほうもー
齢が近そうだし勘で

(太宰)
やるねぇじゃあ国木田君は?

(国木田)
止せ俺の前職などどうでもーーーー

(中島)
うーん
お役人さん?

「惜しい」

(太宰)
彼は元学校諭だよ
数学の先生

(中島)
へえぇ

(国木田)
昔の話だ、思い出したくない

(中島)
何か納得って云ったら投げられるな

「フフ何か納得行きそうだね敦さん」
「はーい私の前職は、解るかい?」

(中島)
えぇ?Aさんですか?
うーん学生?

「違うよ」

えぇ?モデル?

「違うよ」

小説?

「違うよ」


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少女休憩中(*^^*)

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作者名:ユカリ | 作成日時:2022年4月29日 8時

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