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side 50
練習場に行けばそこには史陽の言葉通り、Aさん……と、早川さんの姿。
21『A、ちょっとフォーム崩れてない？』
「えっ、どこ？」
21『股関節の回旋が……』
2人はいつもここで、夜遅くまで練習して、それで一軍のあの場所で活躍してるんだ
……そう思うと、自分が情けなくて仕方なくなる。
21『そろそろ終わろっか』
「うん、隆久今日もありがとう……って、むーやん？」
50『あ、……っ、え、と、』
「どうかした？」
いつも通り優しく声をかけてくれるAさんに、涙が出そうになる。
21『A、いじめるなよ〜』
「え、いじめてないよ！？」
21『ほんと？んじゃ、俺先行ってるわ』
「分かった、あとでね」
21『ん』
あとでねってことは、この後も会うんや……ってそうやなくて。
50『Aさん、』
「ん？」
50『……あのときは、すみませんでした』
「……え？」
50『Aさんが気にかけて声をかけてくださったのに、口答えみたいなことしてしまって』
「あ、あのときのこと？いやいや、むーやんが謝ることじゃないよ！むしろ私無神経だったよね、ごめんね」
50『いや、……実は史陽から聞いたんです、Aさんがここでずっと練習してるって』
「……わあ、史陽そんなこと知ってたんだね」
50『早川さんと……いつも練習してるんですか？』
「ふふ、最初は1人で練習してたんだけどね、隆久に見つかったの。それで、同じ左腕だし一緒にやった方がお互いいいんじゃないかって言ってくれて。それからは2人で練習してるよ」
50『……僕、知らなくて、』
ただただ申し訳ない気持ちが大きくなる。
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史奈 - 鷲党です！応援してます☺️ (2022年10月12日 23時) (
レス) @page15 id: c2fa850386 (このIDを非表示/違反報告)
由莉(プロフ) - 楽天ファンです。最新大変かと思いますが頑張ってください。応援してます (2022年9月29日 23時) (レス) id: 7f862c37f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みさ | 作成日時：2022年9月23日 1時
