薬作りの魔法使い(Ⅱ) (ページ16)

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｢援護はエルフがついた方が格好着くんだって。うちは元々護衛できるのが照と館さんさっくんだったからいつも3人とも連れてってたんだけどね｣

深｢まぁ…格好付く付かない関係なく家の面々的に照と目黒の方が安心だからな今回は館さんお留守番｣

｢だてさんはうちのお父さんに稽古ボコボコつけられてたから強いんだよねぇ〜武器持ちエルフにもいい勝負するんじゃない？｣

目｢俺…見たこと…｣

｢ないね。あの人基本温厚だからね〜あんまりキレないね｣

そういえばふーんと言いたげな顔で前を向いた

着けばわかるよ。そう言って笑えば首を傾げる

そこから少し進めば目的地の入口へと着く

いつもと入り方一緒なのかな…

手を前に出して目をつぶる

息を吸って目を開く

目元が熱を持った事を自覚する

目｢目が…赤…？｣

深｢初めて見るかあの色。あれは通信路開いてる時なんだよ。あの時は何しても攻撃当たんねぇーの｣

どういうこと？そうめめが首を傾げた瞬間に後方から葉っぱがかすれる音がした

そして私に向かって一直線に氷の槍が突き刺さった