C10“season2”IX

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『あん時にさー大ちゃんだってわかってたのにさー』



有｢おまっ!!あれは本当にけーちゃんなの!!｣



昔話に花を咲かせながら歩いていれば直ぐに着いた



伊【俺がなんだって？…あっ、そこ右に曲がったところに皆いるよ】



一足先に行った面々が顔をのぞかせる



小走りで近づけばひょこっと圭人が顔をのぞかせた



岡｢一応先に少しだけ調べてきたんだけど誰かいる感じはする。ただそれが青眼かは分からはいけど…｣



中｢あと、1人って感じではなかった多分2桁行くか行かないかぐらいの人は確実にいると思う｣



八｢まぁ、100人いても納得する相手だし構えてこうぜ｣



『ありがとうね皆。ゆーてぃは怪我したばっかだから無理しないでよ？』



分かってると笑ったゆーてぃが舌を出して唇を撫でた



うん



わかってない



大暴れする気満々って感じ



山｢…もし本当にここにいたとして…その時は…最終決断任せるから…俺らは着いてくから｣



そういった涼ちゃんは真剣な目で見つめてくる



本気で本気なんだと悟る



『…うん。任せて…最後まで気抜かないように…ね？』



そう言うとわかってるよと言わんばかりに背中を強くゆやくんに叩かれた



いたっ！と呟けばわりぃ…と笑いながら手を合わせた

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