02 魔法 ページ3
一瞬の後。
目を開けると、そこに広がっていたのは
綺麗な海、
素晴らしき友人
ではなく。
銃口、刀の切っ先。
ついでに殺気と覇気。
何人もの男が、私を囲んで武器を向けている。美人なナースのお姉さんたちも。
｢ちょっと本当、物騒すぎない？｣
杖を手放してあたりを見渡す。
エドワードかロジャーがいるはずなんだけど。
あ、コイツらの身長が高すぎて見えないんだ。
そう思ってると、一番前にいたパイナップル頭の男が低い声で話しかけてきた。
｢誰だよぃ。白ひげ海賊団に乗り込んで来るとは、いい度胸だねぃ｣
｢···人を探している。どいてくれ｣
｢船のド真ん中に急に現れたとなっちゃあ、子供でも見過ごせないよぃ。名を名乗れ｣
カチャッとリボルバーの外れる音がした。
奥にいるこの威圧感はアイツか。
｢私の名前はA・アジェスタ
30年ぶりに会いに来てやったぞエドワード！
そこにいるんだろう？｣
"エドワード"という単語に驚いたのか、周りの気配が深くなる。
｢それと、私にそんなものは効かない。
"
構えられていた武器を腕と一緒に凍らせると、懐かしい笑い声が聞こえてきた。
｢グララララ！！
これは珍しい客じゃねぇか。死んだかと思ってたぜ、A｣
｢少し、眠っていただけだ。
人間の単位でものを測るな、小僧｣
｢まあそう言うな。
話は、息子達にかけた魔法を解いてからだ｣
｢"
········て、ええええええええ！！？
息子ォ！！？｣
バッと後ろをふりかえる。
ざっと数100人。海の向こうにもいくつか船が見える。
家族を作るのが夢とかどうとか言ってたけども！
まさかこんなに多いとは思ってなかった。
2,3人とかさ。
思ってたよ私。
｢アイツ親父に小僧って言ったな｣
｢何者なんだ｣
｢魔法とか言ってなかったか···？｣
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梅花(プロフ) - リラリアさん» 良くかけていたみたいで良かったです！ありがとうございます！！返信遅くなってすみませんm(__)m (2017年4月30日 13時) (
レス) id: 26f873e79e (このIDを非表示/違反報告)
リラリア - ドフラミンゴsideとっても面白かったです。 (2017年4月17日 17時) (レス) id: 76dfce98dd (このIDを非表示/違反報告)
リラリア - 面白かったです！続き楽しみにしてます！ (2017年4月17日 17時) (レス) id: 76dfce98dd (このIDを非表示/違反報告)
梅花(プロフ) - リラリアさん» いえいえそんな！ドフラミンゴ私も好きなので！頑張ります！ (2017年4月17日 5時) (レス) id: 26f873e79e (このIDを非表示/違反報告)
リラリア - ドフラミンゴきた！!出してくださりありがとうございます!続き楽しみにしてます! (2017年4月11日 19時) (レス) id: 76dfce98dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅花 | 作成日時：2017年4月5日 6時
