【strm】色恋【短編集】

盗み聞き【nqr】 ページ28

…

お昼休み。女の子の友達と一緒にご飯を食べながら"リク"の話をする。



｢で？昨日のメッセージはなによ。｣


『なにって、私のリクが可愛いって話じゃん！！
ほんとに！！かっこよくて可愛いんよ！！？』


｢はいはい、惚気もそこぐらいにしてよ、。
前から気になってたんでしょ？｣


｢そうそう！近くの店にいてさ！！そん時から一目惚れしちゃって…あぁもうかわいすぎるっ！｣



スマホに映るリクを見ながら友人と話す
やっば鼻血出てきそ、



nqr｢彼氏出来たんだ｣



突然横から声がし横の席に座ってくる幼なじみである、なるせ。

意味のわからないことを言っているので否定しようとしたら友人に口を押えられ聞け！！というジェスチャーをして、トイレに行くなどと言って去っていった。



nqr｢いつから？｣


『…？リクのこと？聞いてたんだ！
つい最近だよ〜、親に話すのに手こずっちゃってさ！』


nqr｢っ、もう親にも話したんだ｣


『？…そりゃそうでしょ？親に隠すとか出来ないし！
一人暮らしとかならまだしも』


nqr｢…そいつのどこがいいの？｣


『顔、匂い、愛嬌、全てかな！』



スマホを見ながらそう微笑み言う。
あれ、ほんとに鼻血でそう()



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