【strm】色恋【短編集】 (ページ22)

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お互い様【arsk】ページ22

…
ar視点

最近幼なじみのAの様子が変だ。
すごく可愛くなっている気がする…。
いや、元々可愛いんデスけど、

というのも俺は物心ついた時からAのことが好き……なんだけど、まぁ伝えれずにいる。

意を決して聞いてみるべきなのか、？

ar｢…A？｣

『んー？』

髪の毛を巻きながら声で返事を返される
あっ、かわいッ。

ar｢最近…なんか雰囲気、違う？｣

『……。まぁ可愛くなりたいなぁって』

その言葉に何故かすごく傷ついてしまった
それは好きな人が出来たから？
そんなん、俺必要なくなるじゃん…。

ar｢……なんで。｣

『…ん？？』

ar｢なんでなのっ、｣

涙が出てくる。

『どっ！？どうしたの！？
痛いとこある？とりあえず座りな？？』

優しさに触れて思わずAに抱きつく

『なんで泣いてるの？なんかしちゃった？』

ar｢……なんで可愛くなるのォｯ？｣

『そんなのッ

ありさかがかっこよくなっていくからに決まってんじゃん！！？』

ar｢えっ？｣

戸惑いながらもAを見る
すると顔を真っ赤にしながら俺を褒めちぎっている

ある程度言い終わると息をつき胸を撫でる彼女

『私が可愛くなって嫉妬した？』

ar｢……ハイ。｣

『……ふふっ、じゃあお互い様だね。』

そう言いながら俺の頬を撫でた。
あぁ、やっぱり可愛い。

……

リクエストッくださｯｯ

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