【あんスタ】化学教師の逆先先生２【男主】

弟の写真が43枚 ページ2

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夏目「どういうコト？にいさん」



『言い方はまずかったかもしれないけど間違ってはないよ』





そう、間違ってはない
夏目は俺の息子だ
だって俺は…





『夏目の育ての親だからね』



夏目「……え？」



『だから夏目を育てたのは俺だから
夏目は俺の息子同然なの』





ちゃんと戸籍も事実も弟だけど
生まれたときから今も育ててる俺としては
息子の感覚もあった


歳が離れてるから余計に





夏目「生まれたときからっテ…
そのときにいさん小学生でショ？」



『え？俺が小学生のときまだ生まれてないでしょ？』



夏目「…まだ何か隠してるよネ？」



『あー…』





全部話したつもりでいた…
隠してた意味がなくなっていく





夏目「まさかにいさん、年齢サバ読んでル？」



『サバ読んでるとは失礼な！たしかにもうアラサーだけど！』



夏目「へぇ…」





しまった…つい反応してしまった





夏目「本当は今何歳なノ？」



『…27歳☆』



夏目「言え」



『今年で33歳です』





皆めちゃくちゃびっくりしてる
そうだよ、俺佐賀美先生たちよりちょっと年上なんだよ


見えないでしょ？()
5、6歳サバ読んでもいけてたんだよ？
佐賀美先生たちより年下でもいけてたんだよ？((





夏目「なんで隠してたノ…？」



『10歳でも結構離れてるのに、さらに歳が離れてる
お兄ちゃんなんて嫌かなって思って…』



夏目「にいさんはにいさんだかラ
嫌なんて思わないヨ」



『な、夏目…！』




やばい涙止まんない
なんていい子に育ったの…！





『愛してるぅ…』



夏目「ボクもだヨ、にいさん」



『今ほんとにやばいからこれ以上泣かせないで…』






夏目のお兄ちゃんになれて良かった








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※最終話ではありません

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