Second chance at life 3 (ページ25)

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毎日必ず夜になると佐久間からのLINE通知

それがAにとって当たり前のようになり、あっという間に金曜日の夜になった。

佐久間【おつかれ〜！そろそろ全部終わった頃かな？
明日なんだけどさ〜ちょっと調べたんだけどAちゃんとこから1時間半位で行ける山の方とかどぉ？
車からちょっと降りて散歩出来そうなとこ見っけたの！
なるべく人混みは避けたいからさ。】

ブブッ

A【お疲れ様〜！まさに今全部終わったところ(笑)凄いね、もう私の流れしっかりわかっちゃってるね(笑) うん。大介君が調べてくれた所に行きたい。忙しいのにありがとね。】

佐久間【よかったぁ〜！なんかさ、ホントなら遊園地ーとか横浜ーとかさ王道があるじゃん。きっと女の子ってそういうとこがいいんだろうなって思うんだけど、俺のせいで女子がやりたいこととは全部反対になっちゃうからさ。ごめんね。】

A【(笑)なんで？私は人混みより自然とかでのんびりする方が落ち着くし！
ほらもう女子じゃないし(笑)若い子とは違うよ？(笑)
山はさ空気気持ちーし、日頃の忙しさから解放される感じがして好きだよ！大介君が考えてるほど女の人は皆がみんなそうじゃないからね！】

佐久間(…Aちゃん、まじで好きすぎる〜。何でこんなに嫌味もなくストレートに返してくれるんだろう〜なんか色々ちっさなことで悩んでる自分がまじで馬鹿みたいだぜ！)

A(…大介君、凄い気にしてくれてる…でもね、行く場所よりも行く人？なんだよ。1番は)

佐久間【ありがとー！そう言ってくれて気持ちが楽になったよ。遊園地なんかよりも絶対楽しませる自信あるから！(笑) 時間は何時くらいならへーき？子供達は部活があるんだよね？その時間過ぎてからでいーよ！】

A【こちらこそ、色々気を使ってもらっちゃってありがとう！子供達2人とも部活(笑)時間は6時半にはもう2人とも家出てるからそれ以降なら何時でも大丈夫だよ！】

佐久間【はっや！え？休みの日なのにいつもそんな早いの？Aちゃん、まじで休む暇ないじゃん。大丈夫？】

A【うん！大丈夫！もうこのスタイルで何年も続けてるから苦でもなんでもないよ！】

佐久間【やっぱーすげーなぁ！！まじ尊敬しかないね。
じゃあさあー、8時くらいにAちゃんちの近くのTSUTAYAで待ち合わせでいい？正確な時間分かったら連絡するから、そしたら家出てきてくれればいーからさ！】

A【はーい！でもさ大介君だって早起きになるじゃん？】