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「じゃ、行ってくるね」と目黒は部屋を出ていった。
A「お願いします。。」
A「はぁ〜」
Aは一気に気が抜けたかのようにソファになだれ込む。
Aは両手で自分のほっぺをパチンと叩く
A「しっかりしろ、あたし！いい大人だぞ！」
A(…大介君に何て返そう…本当の事言ったらきっと心配して明日の仕事に支障がでたら嫌だし…今日は黙っておこう。)
A【お疲れ様。今日は短い時間だったけどありがとう。今部屋に戻りました。みんな優しくて1人にならないで大丈夫だったよ！だから安心して明日に備えてね。おやすみなさい。】
佐久間はなかなか既読が付いてから返信がこない事にソワソワして何も手に付かなかった。
ブブッ
佐久間「！」
佐久間は慌ててスマホをタップする。
佐久間「あ〜良かった！よーし、シャチーツナー寝るぞー」
佐久間【良かった！返信なかなか来ないから心配しちゃった(笑)じゃ、ゆっくり休んで明日気を付けて帰ってね！由美ちゃんにもよろしく。あと、来週リベンジね(笑)おやすみ】
ブブッ
A(…大介君…ごめんね嘘ついて。蓮君にも言っておかないと。来週…リベンジ(照))
Aは今日の中庭での出来事を思い出し顔が熱くなるのを感じた。
A(来週…あの続き…どうしよう。…てか由美はいったいどこいっちゃったのよぉ〜)
ブブッ
A「あ」
画面には見慣れないアイコンが…蓮と表示される
目黒【着いたよ！ドア開けて下さい】
A【はい！】
ガチャ
Aがドアを開けると目黒がグラスを2つとフルーツが乗ったお皿を持って立っていた。
A「あ、持つね！」
Aはお皿を取る。その時手が重なり
A「あ、ごめん！」
目黒「ふふっ、ドキッとしちゃった？今(笑)」
A「もぉ、からかわないでよ！」
目黒「可愛い(笑)…でもさっきもっとドキッとすることしちゃったけどね。ふふっ」
目黒は肩を竦め、意地悪そうに舌をペロッと出す
Aはさっき2度も抱き締められたことを思い出し一気に顔が真っ赤になる
目黒「顔真っ赤(笑)」
A「ほんとにもぉー！あたしで遊ばないでよぉ」
目黒「ふふっ、はい飲み物どーぞ」
目黒はグラスを1つ渡す。
Aは下を向きながら「どーもぉ」
目黒「ちょっと元気になったみたいで良かった。夜眠れそう？」
A「あ、うん。ありがとう。蓮君のおかげだね」
目黒「もし眠れないなら寝かし付けてあげようか？(笑)」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月26日 22時
