13 ページ13
由美とAはそれぞれ支度をし、フロントでチェックアウトしていると。
設楽「Aちゃん」
A「あ、設楽さん。昨日からお世話になりました。ありがとうございます」
設楽「楽しめた〜？由美ちゃんとはさ、ふっかさんとかと一緒に飲んでたからさ。全然Aちゃんの姿見かけなくて気になっちゃったよ(笑)」
A「あ、すみません！他の方たちにたくさん相手していただいて(笑)楽しく食事が出来ました！」
設楽「そっか。まあ、Aちゃんは社交性が高いから誰とでも話せちゃうから心配ないね。楽しめたなら良かったよ。また今度、お酒でものもうね。」
A「ありがとうございます。」
由美「あ、設楽さーん！昨日はありがとうございました」
設楽「由美ちゃん、昨日だいぶ飲んでたけど大丈夫だった？(笑)」
由美「お陰様で、二日酔いになりましたけど、たくさん朝ごはんも食べられました！」
設楽「そっか(笑)ならよかった。よくないか？(笑) じゃ、また誘うからね。今度は直接連絡するからね。気をつけて帰ってね」
由美「はい、また！」
A「ねぇ、そういえばさ、専務ってどーしてたんだろ？(笑)」
由美「あ、すっかり忘れてた(笑)色々営業したりしてんじゃない？(笑)こんだけ人が集まるんだもん」
A「確かに(笑)名刺沢山配ってそう」
由美「わかるぅ〜」
A「どーする？駅まで散歩がてら歩きながら帰る？」
由美「そうだね。天気もいいし、そうしよ！二日酔いも治るかなぁ〜」
2人は話しながらホテルを後にした。
電車に乗り、いつものように先に由美が一つ前の駅で降りる。
13時過ぎ自宅に到着。
A「はぁ〜疲れたぁー」
そのままソファに横になり1時間ほどうたた寝をしていた。
慌てて目が覚め、洗濯や夕飯の準備を始める。
痛む腕をみながらさっきの目黒の真剣な顔が頭に浮かんだ。
A(見られちゃったな…隠してたのに。責任感じちゃってるよね絶対。はぁ〜あたしのバカ)
夕方になると、娘と息子が順番に帰宅。
また洗濯物が一気に増え洗濯機を回す。
一通りの家事が終わり、またいつものようにソファにドサッと横になる。
すると…
ブブッ
A(誰だ？あ、蓮君連絡するって言ってたから)
そこには
佐久間の文字
佐久間【昨日はお疲れちゃーん！まだ起きてる？疲れてねちゃってるかな？明日仕事だよね！返信はいいからね！無事にちゃんと帰れたかな？それだけだから！】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月26日 22時
