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A「ちょっと、言い方気を付けて！(笑)」
由美「いや、もはや同じ域だよ」
A「…でもあたしさ、昨日…大介君と2人で話す時間があってその時に…その、大介君がね」
由美「え？まさか！もう告白されたの？」
A「？！ちょ、何で知ってんの？」
由美「いや、とっくの昔っから佐久間君はAの事好きだって知ってたもん。見てれば誰しもわかるし。気付いてなかったのはAだけだよ」
A「え？そうなの？やだー今めっちゃ恥ずかしいのに頑張って話してたのに」
由美「あのねーAは昔っから言ってるけど、恋愛には疎すぎるの！子供がいるからって恋愛しちゃダメなんて無いんだよ？結婚してるわけじゃないんだからさ！」
A「だってさ〜そーゆーのなんかもう苦手っていうか、怖いし…」
由美「まぁさ、とにかく目黒君は一旦置いといて！佐久間君はどーすんの？」
A「…うん。そうなの。でもさ、住む世界違いすぎるし年齢も全然違うし、まして子持ちなんてさ。現実的にキラキラしたアイドルには不釣り合いだよ。」
由美「じゃあさ、もし佐久間君が若くて可愛いアイドルと付き合ったら納得いく？」
A「…それは…嫌かも。」
由美「ほらっ」
A「わかってるの…自分の気持ちも…蓮君にも見透かされてた。…あたし大介君の事好きなんだと思う。」
由美「じゃ、何にも問題ないじゃん。お互い好き同士で何がダメなの？年齢？環境？そんなの関係なくない？もっとさ、自分の為に生きなよA」
A「その一歩が怖くて踏み出せないんだよ。」
由美「それもさ、全部、思ってること佐久間君に伝えたら？きっと彼なら理解してくれると思うよ。」
A「…次の土曜日会う約束してる…」
由美「じゃあさ、そん時に思っていること全て素直に話なね。大丈夫だから佐久間君なら。」
A「…うん」
由美「にしてもさぁ〜あんた、どんだけイケメンにモテてんのよ(笑)」
Aの背中をバシッと叩く
A「痛っ〜」
由美「もう、あんなイケメンアイドルを虜にしちゃうAって、やっぱあたしの自慢の友達だわ(笑)」
A「別にモテてないってば！」
由美「ほんと、とことん鈍感ちゃんだね(笑)」
由美「…でもまさか、目黒さんまでとはな…」
A「それはないよ！蓮君は大介君との事も全部知ってるし、背中押してくれてる」
由美「ん〜切ないねぇ…益々いい男だよね」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月26日 22時
